劇場公開日 1973年9月15日

「原作も映画も傑作!」ジャッカルの日 たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0原作も映画も傑作!

2022年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原作も映画も傑作のサスペンス映画。
初見は日本初公開時(1973年)の映画館、その後観た最後が1988年なので、34年ぶりに観たが、何度観ても面白くて「不動の傑作」である。

フレデリック・フォーサイスの原作小説は大好きな本、このフレッド・ジンネマン監督の映画も原作のストーリーもイメージも見事に映像化しており、ともに素晴らしい!
キャスティングも成功しており、コードネーム“ジャッカル”を演じたエドワード・フォックスなどは原作イメージ通り。

1960年代のフランスではドゴール政権に不満を抱くOASという組織があり、大統領暗殺を計画・実行するが全て失敗する。そこで切り札として「外国人で逮捕歴のない凄腕暗殺者」=ジャッカルを雇って、ジャッカルが独自に暗殺計画を立てて、暗殺を目指す。
そのジャッカルの存在を知ったフランス政府側はルベル警視をヘッドとして、ジャッカルの追跡を始めるのだが、この追いつ追われつのドラマが見事!

ジャッカルの冷徹な雰囲気も最高!

今回観たのは購入しておいたBLu-rey Discだが、ユニバーサル映画のブルーレイは画質も音質もクリアで良かった。まるで「ロードショー時の映画館で観ているような高品質」。
ユニバーサル映画では、あの『裏窓』のブルーレイ映像も物凄く綺麗であった。あれ以来の感動の高画質。

この映画を公開時から観てきた者には大傑作の映画である。

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たいちぃ