ジャッカルのレビュー・感想・評価
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サイコパスなブルース・ウィリス
ブルース・ウィリスの悪党ぶりが、なかなか面白かったが、登場から実行まではずっとクールだったのに、ターゲット殺害に失敗してから追い詰められての振る舞いが、普通の悪党と変わらずかっこ悪かった。まぁ、リチャード・ギアもいるし、しょうがないか。ジャッカルも追い詰められると吼えるということか。
ターゲットが実はFBI長官ではないというのは面白いのだが、もっとFBI長官想定で対策しているとさらに良かったと思う。顔に傷痕のある仕事一筋の女性ロシア人捜査官が殺された時は、本当に気の毒に感じてジャッカル憎しとなった。今よりふくよかなJ・K・シモンズの登場、始めは似た人かと思って見間違えた。終始厳しいシドニー・ポワチエが最後は粋な計らいで、めでたしめでたし。
護衛が無能
う〜んなぜジャッカルは武器の台座作成者を殺したのかな。そこから色々辿られてるし。
黒人FBI捜査官は大統領夫人を身を挺して守った超有能。
女ロシア少佐は…。護衛の男と同じ行動するってムダな気がする。結局殺されてるし。挟み撃ちにするとかあるだろう。
最後イザベラが復讐。もうちょっとギアに頑張ってほしかったな。
見やすいが、ジャッカルがアホ
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ロシアの大きなマフィアのボスの弟を殺したFBI。
逆恨みしたボスは、FBI長官の命を狙うことを予告。
そして腕の良いジャッカルという殺し屋を雇う。
最初は余裕をかましていたFBIもやがてジャッカルの恐ろしさを知る。
捜査責任者のいかりや似の刑事は、刑務所からギアを出所させた。
ジャッカルの顔を知っている者はほとんどいなかったため。
ギアは個人的にジャッカルを憎んでおり、FBIにとても協力的だった。
そして次々にジャッカルの行動を読み、ターゲットは大統領夫人と見破る。
いかりやは身を挺して夫人の命を救う。ギアは単身でジャッカルを追う。
しかし人質を取られて銃を捨てさせられて絶体絶命に。
そこにギアの昔の恋人が現れ、ジャッカルを射殺。
刑事は国民的ヒーローになり、1つくらいドジっても大丈夫だと言う。
そしてギアを逃がす事を前提に、わざと目を放す。
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ギアとジャッカルの対決が見ものやった。
ジャッカルはとにかく冷酷で残酷で恐ろしい男。
ギアは女性に優しく、絶対に人を裏切らないナイスガイ。
最後、見も知らん人質のために銃を捨てるのはありえんけどw
でもいかりや刑事との信頼関係もなかなか良かったな。
もう一人、骨のある女性警官がいたのだが、あえなく射殺された・・。
しかしジャッカルはほとんどギアに読まれててダサい。
大統領夫人を狙ってるんがバレたんも、無意味な一言が原因やし。
ホンマにコイツが凄腕やったんかというと疑問。
ありし日のブルース・ウイリスの姿に感慨。最後、もっとしつこく闘って欲しかったのだが。
マイケル・ケイトン=ジョーンズ 監督による1997年製作(125分)のアメリカ映画。
原題:The Jackal、配給:東宝東和(丸紅=東宝東和=ミューチュアル・フィルム・カンパニー=ユニバーサル映画提供)。
ブルース・ウイリス(67歳)が前頭側頭型認知症と診断され、意思疎通にも支障との報道がなされ悲しみを覚え、ダイ・ハード3の3年後公開の本映画を視聴。
ブルース・ウィリスがプロの凄腕殺人者を演ずる。変装が得意という設定で、ふさふさの種々の色の髪の毛であったのが印象的。冤罪で捕まっていたアイルランド活動家リチャード・ギアがFBIと協力して、ブルース・ウィリスによる大統領夫人殺害を阻止しようとする。その2人の対決がメイン。そこに、殺人依頼がロシア犯罪者ということで、ロシア警察官ダイアン・ベノーラもFBIに協力するというのが、そんな時代あったとの感慨を覚えた。尚、FBI責任者を演ずるのがシドニー・ポワチエ。
カナダまで来たブルース・ウイリスがどう米国に潜入するか?その方法として、ヨットレースを持ってきた脚本には成る程。リチャード・ギアではなく、彼の元恋人マチルダ・メイが、彼を膝まつかせ勝ち誇ったブルース・ウイルスを狙撃する展開も、意外性があって良かった。ただ、あっさりとやられてしまうのは、彼のタフガイ的イメージからの期待から言うと、かなり物足りない部分もあった。
監督マイケル・ケイトン=ジョーンズ、脚本チャック・ファーラー、原案チャック・ファーラー、エグゼクティブプロデューサーテレンス・クレッグ 、ハル・リーバーマン、 ゲイリー・レビンソン、 マーク・ゴードン、製作ジェームズ・ジャックス、 ショーン・ダニエル、 マイケル・ケイトン=ジョーンズ 、ケビン・ジャール、撮影カール・ウォルター・リンデンローブ、美術マイケル・ホワイト、音楽カーター・バーウェル、編集ジム・クラーク、衣装デザインアルバート・ウォルスキー、タイトル・デザイン、サイモン・テイラー・トマト、
字幕戸田奈津子。
出演
ブルース・ウィリスThe Jackal、リチャード・ギアDeclan Mulqueen、シドニー・ポワチエCater Preston、ダイアン・ベノーラValentina Koslova、マチルダ・メイIsabella、J・K・シモンズWitherspoonJ、スティーブン・スピネラDouglas、リチャード・ラインバックMcMurphy、テス・ハーパーThe First Lady。
毒には毒を。(ウィリス Vs. ギア)
1973年に公開されている「ジャッカルの日」のリメイク作品です。
内容はとあるマフィアのガサ入れに入った合同チーム(MVDとFBI)が、応戦している間にガッツィ―という男を射殺してしまいます。それにブチ切れたガッツィ―の兄が凄腕の殺し屋ジャッカル(ブルース・ウィリス)に依頼をし、報復を決意。それを察知した合同チームが「唯一顔をみたことがある人物」としてIRA元スナイパーのデクラン(リチャード・ギア)にコンタクトを取り、犯罪者には犯罪者…毒には毒という精神で対抗するみたいな感じ。
よく前作と比べられるのですが、当時大スターであるブルース・ウィリスとリチャード・ギアの2大共演ということだけでお腹いっぱいの作品です。
敵役を演じることがなかったウィリスが心皆無の殺し屋を演じていることに興奮をし、ジャックブラック演じる武器屋との射撃デモでの無情な素振りは間違いなくテンション上がります。
全く意味がなく見える変装姿は、もはや愛嬌さえ感じるのがウィリスのズルいところ。
ギアに関しては元IRAスナイパーという肩書にも関わらず、スナイプ射撃は一発という全く活かせてないのが脚本の問題…ではありますがラストでの地下鉄とのやりとりに関しては満足です。
映画のトーン自体は全体的に暗い感じではありますが、留守宅でのジャッカルがFBI相手に無双するところが一番盛り上がる。(BGMも合いすぎ)
おすすめのジャッカル映画。
異色の競演
タイトルからも主人公の殺し屋はフレデリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」のジャッカルにひっかけていることは明らかですね。
スケール感を出す為でしょう、珍しくロシアとFBIが共闘してチェチェン・マフィアを潰しにかかるお話からアメリカへの復讐テロにエスカレート、IRAの残党やバスク紛争の女闘士など当時のヨーロッパにおける民族解放闘争のテロ仲間同士の遺恨を絡めて背景を描きます。
敵も一匹狼ですから、狼を知る猟犬をしつらえて知恵比べ、ブルース・ウィリスとリチャード・ギアと主演級の二人の対決が見どころ、ただ、いつもだったらテロを懲らしめるブルース・ウィリスですし、リチャード・ギアも少々お疲れ気味のショボイ風貌なので、はまり役ならではのスカッとした爽快感は薄いかもしれません。
ジャッカルの用意周到振りも見どころでしょう、殺しの道具も凝っていて超弩級、昔のジャッカルやゴルゴ13も顔色を失うでしょう。
公開当時に観ていたのですがテレビでやっていたので再鑑賞、筋書きを知っていても面白いのですから大したものです。
「助けてデクラン!」
評価はあまり高くないかもしれませんが、好きな映画です! 時々観たくなります(^-^) リチャード・ギアを好きになったのはこの映画からでした、ブルース・ウィリスの色々な変装が面白かったです、金髪が似合いますね(^-^) 最後に女性を人質に取って叫ばせるところとか、プロの暗殺者らしくないかもしれませんが(笑)、それでも面白かったです!
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