ジャッカルのレビュー・感想・評価
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IRAの女性
IRAだからこその、最後は凄く納得するシーン。この部分だけで高得点です。逆に知らない方は、何この無理な終わらせ方はと感じるでしょう。
それだけに、IRAの情報が少なかった日本で、この作品の受けを良くするのは至難。
ましてや、年月が経てば経つ程、IRAそのものを知らない人間ばかりになり、余計に最後のシーンで感動は生まれない。
始めから気になったのが、ジャッカル事ブルース・ウィリスの変装が、全然変装になっていない点が下手過ぎる。
「ジャッカルの日」よりは劣るが
総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 80
演出: 75
ビジュアル: 75
音楽: 70
名作「ジャッカルの日」のリメイク。映像はなかなか迫力もあるのだが、サスペンスとして見るとオリジナルよりも緊迫感がない。大物二人が競演ということで、この二人の登場人物の因縁というのが作品全体の主題の一つとして押し出されてしまった。そのためサスペンスとして、ジャッカルという一流の殺し屋の用心深さや用意周到さといった、プロとしての怖さが少し削がれたかな。そしてそれを追いかけ犯行を阻止しようとする側の緊迫感やしつこさも。犯罪を成功させようとするプロと阻止しようとするプロの息詰まる戦いというより、ちょっと因縁のある人間模様が前面に出てしまった気がする。物語も政治的背景の設定がしっかり出来ていたオリジナルよりも弱い。
でも悪い映画かと言われればそうでもない。オリジナル版よりも落ちるが、設定も全然違う普通のアクションサスペンス作品として私は充分楽しみました。平均的な水準の作品よりもややいいくらいだと思います。
アクションが渋い
地に足のついた表現のアクションが渋くてとてもよかった。ブルース・ウィルスが伝説の殺し屋というのでどれほど凄腕なのかワクワクしていたのだが、作戦は失敗するし、最終的に女を人質に取るなど間抜けな小悪党に堕してしまうのが残念だった。無線の銃の台座を発注して試射したり、操作する場面がとても楽しかった。
暗殺者VS元テロリスト
旧作「ジャッカルの日」を視聴したことないので比較はできないが、十分楽しめる。
ブルース・ウィリス演じるジャッカルがカッコよく、つい応援してしまった。
しかし超大物暗殺者のわりにラストはあっさり終わってしまうのは残念だった。
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