ジャッカルのレビュー・感想・評価
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どっちが主演?
毒には毒を。(ウィリス Vs. ギア)
1973年に公開されている「ジャッカルの日」のリメイク作品です。
内容はとあるマフィアのガサ入れに入った合同チーム(MVDとFBI)が、応戦している間にガッツィ―という男を射殺してしまいます。それにブチ切れたガッツィ―の兄が凄腕の殺し屋ジャッカル(ブルース・ウィリス)に依頼をし、報復を決意。それを察知した合同チームが「唯一顔をみたことがある人物」としてIRA元スナイパーのデクラン(リチャード・ギア)にコンタクトを取り、犯罪者には犯罪者…毒には毒という精神で対抗するみたいな感じ。
よく前作と比べられるのですが、当時大スターであるブルース・ウィリスとリチャード・ギアの2大共演ということだけでお腹いっぱいの作品です。
敵役を演じることがなかったウィリスが心皆無の殺し屋を演じていることに興奮をし、ジャックブラック演じる武器屋との射撃デモでの無情な素振りは間違いなくテンション上がります。
全く意味がなく見える変装姿は、もはや愛嬌さえ感じるのがウィリスのズルいところ。
ギアに関しては元IRAスナイパーという肩書にも関わらず、スナイプ射撃は一発という全く活かせてないのが脚本の問題…ではありますがラストでの地下鉄とのやりとりに関しては満足です。
映画のトーン自体は全体的に暗い感じではありますが、留守宅でのジャッカルがFBI相手に無双するところが一番盛り上がる。(BGMも合いすぎ)
おすすめのジャッカル映画。
異色の競演
タイトルからも主人公の殺し屋はフレデリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」のジャッカルにひっかけていることは明らかですね。
スケール感を出す為でしょう、珍しくロシアとFBIが共闘してチェチェン・マフィアを潰しにかかるお話からアメリカへの復讐テロにエスカレート、IRAの残党やバスク紛争の女闘士など当時のヨーロッパにおける民族解放闘争のテロ仲間同士の遺恨を絡めて背景を描きます。
敵も一匹狼ですから、狼を知る猟犬をしつらえて知恵比べ、ブルース・ウィリスとリチャード・ギアと主演級の二人の対決が見どころ、ただ、いつもだったらテロを懲らしめるブルース・ウィリスですし、リチャード・ギアも少々お疲れ気味のショボイ風貌なので、はまり役ならではのスカッとした爽快感は薄いかもしれません。
ジャッカルの用意周到振りも見どころでしょう、殺しの道具も凝っていて超弩級、昔のジャッカルやゴルゴ13も顔色を失うでしょう。
公開当時に観ていたのですがテレビでやっていたので再鑑賞、筋書きを知っていても面白いのですから大したものです。
「助けてデクラン!」
評価はあまり高くないかもしれませんが、好きな映画です! 時々観たくなります(^-^) リチャード・ギアを好きになったのはこの映画からでした、ブルース・ウィリスの色々な変装が面白かったです、金髪が似合いますね(^-^) 最後に女性を人質に取って叫ばせるところとか、プロの暗殺者らしくないかもしれませんが(笑)、それでも面白かったです!
リメイクしたのはよいが
二大スター競演。 犯人役はB・ウィリス、いろんな変装が面白いが、全...
ジャッカルって凄腕の殺し屋なんだよね?
リチャード・ギアじゃあ物足りないよなあ
IRAの女性
「ジャッカルの日」よりは劣るが
総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 80
演出: 75
ビジュアル: 75
音楽: 70
名作「ジャッカルの日」のリメイク。映像はなかなか迫力もあるのだが、サスペンスとして見るとオリジナルよりも緊迫感がない。大物二人が競演ということで、この二人の登場人物の因縁というのが作品全体の主題の一つとして押し出されてしまった。そのためサスペンスとして、ジャッカルという一流の殺し屋の用心深さや用意周到さといった、プロとしての怖さが少し削がれたかな。そしてそれを追いかけ犯行を阻止しようとする側の緊迫感やしつこさも。犯罪を成功させようとするプロと阻止しようとするプロの息詰まる戦いというより、ちょっと因縁のある人間模様が前面に出てしまった気がする。物語も政治的背景の設定がしっかり出来ていたオリジナルよりも弱い。
でも悪い映画かと言われればそうでもない。オリジナル版よりも落ちるが、設定も全然違う普通のアクションサスペンス作品として私は充分楽しみました。平均的な水準の作品よりもややいいくらいだと思います。
アクションが渋い
暗殺者VS元テロリスト
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