「どっちが主役?」ジャッカル 映画イノッチさんの映画レビュー(感想・評価)
どっちが主役?
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ブルース・ウィリス(ジャッカル)が冷徹な悪役なのにカッコいい
ゲイに扮して男性との濃厚なキスシーンまで披露してたとは知らなかった
そんな彼が主役だというのが普通だけど、彼を追う囚人リチャード・ギア(デクラン)もイケメン過ぎる正義の見方?最後は彼が仕留めたのだから、彼こそ主役だと判断してもおかしくないよね
過去の同一作品と見比べると、パスポート偽造の今昔も分かって、なぜかワクワクする
2025年2月に始まったドラマ版のジャッカルの日では、どう変わってるのかも見どころの1つ
とにかくブルース・ウィリスの変装ぶりが面白い
トム・クルーズがミッションインポッシブルで見せる「顔も体型も声までも変えられる異次元の変装」に比べたら、現実味があるし、観てる自分さえもこの変装なら出来そう!と思わせちゃう
しかも、最高のタイミングでの完璧な変装は必見
ただ男を見る目に長けたゲイには変装が一瞬で見抜かれちゃうけどね
更にJ・K・シモンズが少ししか出てこない脇役だなんていう事実も驚く
リメイクの元となった50年前の『ジャッカルの日』この作品では、大統領を狙い撃つという設定だったけど、そこから大きく変えたのも意表をついてよかった
やり手の女性少佐バランディーノが死んでしまうのも意表をついたし、
もっと言えば最大のピンチを、なぜか居場所を知ってたイザベル(デクランの元彼女)が救ったのも意表をついたなぁ
終わり方も粋で余韻が残る良い映画です
ところで、50年前の作品でもそうだったが、車体の塗装ってあんなにも簡単に素人にできるものなの?
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