「狼たちの午後の演技による法曹界版セルピコ」ジャスティス(1979) 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
狼たちの午後の演技による法曹界版セルピコ
周囲の雑音に惑わされず正義を追及する姿勢はまさに「セルピコ」ですが、イライラ、ブチ切れる役作りはほぼ「狼たちの午後」です。
日本人にはピンと来ないテーマで、非現実的に感じますが、これがアメリカの裁判制度の現実であって大きな問題点であることはアメリカ市民の常識なんでしょうか?
映画としては複層的なストーリーを上手く処理してドラマチックも十分に感じる佳作です。パチーノ先輩の迫力が作品の全てを支配しているようです。
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