劇場公開日 1963年6月15日

シベールの日曜日のレビュー・感想・評価

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4.0もっと年寄りになってから再鑑賞したい

2024年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 少女に恋をしてしまう気持ち。ある程度大人になればヤバイと思われるのだが、性的ないやらしさが全く感じられないところが好感もてる。

 占い師のところから盗んだナイフを木に刺して、二人で精霊の声を聞くシーンが印象的。

【2004年視聴】

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kossy

4.060年前の映画!

2021年11月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

純粋な恋愛映画だなぁ。って思いました。絵が全く綺麗。ファンタジー映画だなぁ。
残念ながら、今なら単なる変質者の話なのでしょうが。それを超えた何かがこの映画にはあると思いました。
女性の涙する所で、思わずもらい泣きしてしまいました。

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マサシ

4.5水墨画を模倣したアンリ・ドカエの美しい映像で描かれた、青年と少女の無垢な愛の物語

2020年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館、TV地上波

16歳の時ノーカットのテレビ放送を観て大感激したフランス映画。2年後フィルムセンターで上映があり、いつものように余裕を持って到着すると既に長蛇の列だった。学生時代の短い間ではあるが、フィルムセンターで立見で鑑賞した唯一の経験をする。当時の学生入場料は140円なので立見への不満は無く、そんなことより、この作品がこれほどまでに愛されていることに感動してしまった。

映画については、なんて美しく悲しいストーリーなのだろう。青年と少女の許されない愛の悲劇に涙するしかない、自分の無力さ。映画を観て自分の優しさを顧みることの意味と、優しさだけでは社会は良くならない虚しさや、限界がある現実に苛まれる苦しさが、この映画を忘れなくさせている。

映画好きでまだ観ていない知人らに、この映画の物語を何度も語ったことがある。そして、最後のシベールの台詞を言うときは、決まって涙を堪え切れずに言葉に詰まってしまう。そんな映画です。

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Gustav

5.0透明すぎる名作

2014年8月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

幸せ

極度に純粋化された世界。
そして、この映画の言いたいことは、理解しているつもりの知ったかぶりこそが諸悪の根源である。分かるための努力をしないで、自分は分かってるはずだと決めつけて相手の話を聞かない。理解可能なのに理解しようとしない。そういう態度が最終的に悪として残る。相手を理解する方法は必ずある。単に、分かりにくいだけである。

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marica