劇場公開日 1998年9月12日

「ニコラスを男前と思うか否か」シティ・オブ・エンジェル りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5ニコラスを男前と思うか否か

2014年7月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

ストーリーがおもしろいと思うか否かは、ニコラス・ケイジを男前と思うかどうかだと思います。

ニコラスは天使なので、哲学的な歯の浮くようなセリフばかり言うのですが、いきなり知らない男に言われても、変質者としか思えません。

しかし、言われたメグ・ライアンはうっとりしてしまうので、鑑賞してる方はずっと腑に落ちないままストーリーが進んでいってしまいます。
よく知らない変な男を研究室に入れたり、自分に触れさせたりよく出来るなと思いました。

天使の存在意義やなぜ見えたのかなど、腑に落ちない点があり過ぎます。

ラストは突っ込みどころが満載ですが、よかったと思います。話が思いもしない展開に進んだという点でですが。

もっと若くてかっこいい俳優なら、また感想が違っていたかもしれません。
ふたりが結ばれても、何も知らない中年男と暮らして初めは新鮮かもしれないけれど、早いうちにうまくいかなくなる予感がしました。
中年設定がより現実味を感じて、この後の未来を想像して、うっとり出来ないのだと思います。

序盤のメグの自信家の設定も中途半端だと思いました。やけに難しくする必要があったのかなと思います。

最後まで見れる映画ではあります。
でも、ごめんなさい…。おもしろくないです。

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りりまる