シックス・センスのレビュー・感想・評価
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レビューも何もみずにまず観るべし
魂と心の灯
ホラーミステリー映画でラストのどんでん返しがすごいと言えば、この映画でした。
感想を簡単に書かせていただくと
ラストの、コールが笑顔を見せながらマルコムにアドバイスするシーンが素敵でした。奥さんと話すなら奥さんが寝ている時がいいよ、と。また、お芝居でもいいから『またね』と言って?とお願いする言葉がいいですね。
マルコムは、映画冒頭でこそああなりましたが、ラストはコールを救った。それはコールのように悩み怯える人々を救ったことになるし、彼は彼の仕事を完遂したんですね。それだけ心残りが強かったんですね。
コールとマルコムが、それぞれの道を進んでいくラストが本当に良かったです。
マルコムの魂は消えていきますが、コールの心の灯は決して消えない。
このホラーミステリー映画は、一度は目を通してほしいかもしれません。ホラーが苦手な人には少し、だいぶ、厳しいかもしれませんが最後は感動するはず。そう願います。
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(ちなみに、私は、コールのお母さんが写真でコールの横に映っていた謎の光を見ているシーンがありますよね。
私はこの光のことを、勝手に「シャイニング」と呼んでいます。光ですし、幽霊が見えると言う特別な力を持つものの象徴や印。それは他作品の映画の男の子を想像させるので、同じようなものかなと解釈してます。
もし違うならば、幽霊が光となって映ったのかなと思います。光を見ないように顔をこわばらせながら目を伏せてるコールの写真もあったので)
実は初見
もう会えないの?また会えるふりをして
主演2人と少年コールの母親の演技がすごい。
本作はサスペンス、ホラーとして紹介されていたがメインはシックスセンス(第六感)を通して目には見えない大切なものを感じさせてくれるヒューマンドラマだった。
お気に入りシーンはやっぱりラスト近くのコールと母親の会話。息子の病気の原因が自分にあるんじゃないかと思っていた母に秘密と祖母からの愛のメッセージを伝える。こんなに暖かいネタバラシは他にない。
この息子と母親を演じた2人はアカデミー賞助演男優賞、女優賞にノミネートされたらしい。
この2人以外にもシックスセンスの登場人物はいずれも愛があった。シックスセンスは精神科医であるマルコムが以前の患者に撃たれる衝撃のシーンから始まるが最後までマルコムは自分を撃った患者を憎んではいなかった。
全てのシーンに引き込まれた
成仏させる
アマプラにあり懐かしくて数十年振りに再鑑賞しました。故人にとって突然の死は到底受け入れられるものではありません。まだ家族や愛する人と一緒にいたい。やりたいことがある。そんな故人の気持ちを生きている人間がかすかにでも感じとって成仏させることができたら故人も安心できますよね。ホラー仕立てではありましたが本質はheartwarmingなお話でした。シャマランはインド系なので、成仏という概念があるのでしょうかね。
これまた、ドンデン返しの代名詞とも言える名作。少し前は戦争映画を通...
マルコムは高名な小児精神科医。 コールの治療を担当することになる。 マルコムには最愛の妻がいたが、 ある日を境に妻が自分に関心を持たなくなり、 さらに自分を無視するようになった。
動画配信で映画「シックス・センス」を見た。
1999年製作/107分/アメリカ
原題:The Sixth Sense
配給:東宝東和
劇場公開日:1999年10月30日
ブルース・ウィリス
ハーレイ・ジョエル・オスメント
トニ・コレット
リン・シアー
小学生コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は
学校では変な子、ちょっとおかしい子と思われていた。
奇妙な絵を描いたり、他にも異様な言動が少なくなかった。
それには理由があった。
コールは五感以上の第六感があった。
彼には死者が見えるという。
マルコムは高名な小児精神科医。
コールの治療を担当することになる。
マルコムには最愛の妻がいたが、
ある日を境に妻が自分に関心を持たなくなり、
さらに自分を無視するようになった。
それらは2人にとってともに重大な悩みだったが、
コールの治療を通じて、
コールの能力にはちゃんと意味があることを2人は知ることとなる。
終盤にはマルコムの妻との不和の理由も判ることとなった。
この作品によってM・ナイト・シャマラン監督は大きな名声と成功を収めた。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
幾つかの謎の解明になった再鑑賞も、新たな謎が…
約25年前のロードショー以来、久々の鑑賞。
以前、TV放映で観た兄が、
「ブルース・ウィリスは死んでいたのか?」
と、驚きの電話をしてきたのを
懐かしく思い出す。
結末は分かっているので、
今回は、少年以外の人々に
ブルース・ウィリスは見えていないように
どう演出されていたのだろうか、
との観点で改めて観てみたが、
妻とのレストランのシーンや
少年の母親と向かい合っている場面以外は
きわどいシーンを設定しておらず、
監督がそこに力点を置いてはいないようにも
思えた。
また、中盤での
死んでいるブルース・ウィリスを
目の前にしての「死んだ人が見えるんだ」
との、後で意味あるものと判る
少年の科白の場面は、
今回の再鑑賞でも見事さを感じたが、
新たに、少年を入院させることも出来なく、
薬も処方出来ないと
ブルース・ウィリスが
レコーダーに吹き込んでいるシーンが、
彼が幽霊との前提であることも理解出来た。
しかし、
改めて分からないままになったのが、
少年のお母さんが写真の中に“光”を見つけた
シーンだが、
それは幽霊の影なのかも知れないが、
写しているのは少年とは別の人物だし、
果たしてこの意味は?
また、少年が階段上で
他の子供たちに閉じ込められた後に
そのドアが開かなかったのは、
幽霊は物を動かせないから
少年が自ら鍵を掛けたとしか思えないが、
この真相は?
また、ブルース・ウィリスは少年に、
「ある子を救えなかった。
今度こそこの少年を助けてやろう。
そうすれば前の子も助けられる…」
と語りかけるが、
ヴィンセントは既に自殺しており、
これは、死んだ者同士として、
あの世で接することを前提とした
彼の気持ちの上でのことだったのだろうか?
幾つかの謎の解明になった再鑑賞も、
新たな謎が生まれる事態にも
なってしまった。
見えてはいけない物が見える恐怖
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