「走らない28日後…」地獄の謝肉祭 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)
走らない28日後…
ベトナム戦争中、人喰い衝動が湧き上がる感染症にかかった兵士が、帰還後に巻き起こす騒動。
序盤の戦争シーンは迫力がまるで足りず、中盤からの人喰いシーンも食うというよりは噛みつく程度。
チラシでは「地獄の黙示録」と「ゾンビ」をミックスさせたような一本、と書かれていましたが、どっちの要素も弱々な、非常にどっちつかずな仕上がりで。
ただ、ゾンビと違い感染者の見た目が完全に真人間なので、知らないうちに感染が広がって…という展開はまぁまぁよく出来てました。
また、イタリア映画らしく、ゴア描写は気合い入ってます。
と、見どころが全くないわけではないのですが、全体的なテンポの悪さも考慮し、スコアはこれくらいで。
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