「約100年前もいまも、やはり絶対の正しさなんてない。」死刑台のメロディ kawaさんの映画レビュー(感想・評価)
約100年前もいまも、やはり絶対の正しさなんてない。
実際の裁判の再現作品、その公開そのものも1971年と約50年以上前。
こういう作品に面白かったとううのはちょっと違うかもだけど、ニコラとバルトロメオ、二人の姿勢がそれぞれで
、やるせない、救われないのも含めいろいろ考えさせてくれた。
どちらかというと裁判での論理的なアプローチは100年前も心象あまり変わらないんだなとも思った。
司法側が仕掛けた冤罪事件。イデオロギー。下山三鷹松川事件とか。。
いまは別の正義が声高で、正しいというのは誰にとっての正しさなのかなと考えてしまうのも、それほど大きくは変わらないのではと思ってしまった。
無政府主義が正しいとは思わないけど、アメリカのいまの正義も大概じゃないかな。
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