「「もう、観なくていい」。 今じゃ、考えられん日常。今でもありうる間抜けさ。」死刑台のエレベーター(1958) 川柳児さんの映画レビュー(感想・評価)
「もう、観なくていい」。 今じゃ、考えられん日常。今でもありうる間抜けさ。
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ポスターだかで有名な、エレベーターから手を出しているシーンだけを見て、「あぁ、エレベーターん中で死んでいく映画なんかなぁ」と思っていたが、全く違う。
なんか、携帯電話が普通の今の時代では考えられない。すれ違いのすれ違いの連続。
この映画、有名なのかもしれないが、一番台無しにしてるのが、ひっかけたロープを放置したままにしたこと。
どんな殺人計画であれ、そんなん、忘れるなんてありえへんやん。それに登ってたら、周りから丸見えやろうし。なんて間抜けな計画。
挙句には、エレベーターに閉じ込められて四苦八苦。あほらし。
一方は、間抜けな若いカップル。車盗むわ、当てるわ、行き当たりばったりで人殺すわ。
自殺には失敗するわ。
これ、「死刑台のエレベーター」ってより、「オーディナリーピープル」にちなんで、「間抜けな人々」ってタイトルの方が、ホンマ、ぴったりやと思うわ。
当時、この映画ヒットしたのかなぁ? こんな内容で観客は満足してたのかなぁ~。
少なくとも俺は、もう観なくていいや。
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