士官と未亡人 禁じられた官能
劇場公開日:1990年3月17日
解説
第二次大戦直後のザグレヴを舞台に未亡人と解放軍中尉の愛の日々を描くドラマ。監督・脚本はデヤナ・ショラカ。出演はクセニャ・パイッチほか。
1989年製作/ユーゴスラビア
原題または英題:Oficir S Ruzom
配給:アルバトロス
劇場公開日:1990年3月17日
ストーリー
第二次世界大戦直後のユーゴスラヴィア、ザグレヴ。ゲシュタポに夫を殺され、29歳で末亡人となったマチルダ(クセニャ・パイッチ)は、ある日戦時中の対独協力の容疑で解放軍指令部に呼び出された。嫌疑はすぐに晴れたが、その時マチルダは解放軍中尉のペテル(ジャルコ・ラウシェヴィチ)と知りあう。やがてペテルの、田舎での恋人リリアナ(ドラガナ・マルキッチ)が、マチルダを頼ってやってきた。共産党員を夢みるリリアナとマチルダは互いに好感を抱きあい、ペテルも交えた3人の共同生活が始まった。そして入党を果たしたりリリアナが帰郷することになった頃には、マチルダとペテルは恋におちていた。ふたりは結婚を誓いあうが、リリアナの密告で、ペテルは解放軍から革命の最前線へ送り込まれることになった。数か月後、ペテルの戦死の報を携えてやって来たリリアナを迎えるマチルダの表情は空ろだった。
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