JFKのレビュー・感想・評価
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さすがオリバー・ストーン監督
オリバー・ストーン監督らしい社会派作品でした
ここまでハッキリとアメリカという国の陰謀論として製作して大丈夫なのかと思うくらいでした
それだけ観応え十分で、長いけど全然退屈せず、むしろ観入ってしまいました
真相はわからないし、判決も無罪という事で、文書が公開されたとしても捏造されてたり破棄されてたりして、結局真相はわからないのじゃないかと思えます
それくらい真相を明かせたくない人達の権力は大き過ぎるような
ま、それはギャリソン検事の答弁が事実であったらという事ですが
裁判シーンでのケビン・コスナー演じるギャリソン検事の答弁はわかりやすくとても心に響きました
巨大な権力を持っているであろう敵に立ち向かうギャリソン検事の勇気には感動でしかないです
キャストもケビン・コスナー、トミー・リー・ジョーンズ、ケビン・ベーコン、ゲイリー・オールドマンなどなど、とっても豪華でした
その当時のアメリカがわかるケビン・コスナー主演の「13デイズ」を観ていたので流れがよくわかりました
ケヴィンコスナーがバチバチにかっこいい!
重厚な3時間
3時間を超えるが見応えあり。
これを真実と思って生きる。
命を張って真実探究に邁進する地方検事の稀有な存在感
目が離せない、緊迫の3時間半
オリバー・ストーンがオールスターキャストと共に挑む、20世紀最大のミステリー。
編集が凄いですよね。登場人物同士の議論や独白が殆どなのに、あらゆる映像を織り交ぜながら魅せてくれるので全くダレない。視覚、聴覚に叩きつけられる情報量は半端無く、そこから導かれるこの暗殺事件に対しての違和感は誰もが抱くであろうもの。終盤のケビンコスナーのスピーチはオリバーストーンの思想そのものと受け止めましたが、それら全てを包含して放たれるこの映画の熱量は、本当に尋常じゃありません。
チョイ役ながらウォルターマッソー、ジャックレモンの出演は嬉しいし、トミーリージョーンズ、ケビンベーコン、ジョーペシ、そしてゲイリーオールドマンが一堂に会するなんて、今じゃ考えられないですよね。そういった映画的醍醐味も含めて、大好きな作品です。
タブーを映画化したオリバーストーン
ギャリソンはジョンソン主犯説を暗示していましたが、私は落合信彦氏が唱えるニクソン説に興味をひかれます。
ジョン・F・ケネディ暗殺の真相を暴こうとするギャリソン検事を描く物語。
オリバー・ストーン監督が、全盛期のケヴィン・コスナーを起用して描いた社会派ドラマです。
アメリカ最大の謎で、暗部だと思われるケネディ暗殺。その「陰謀論」を真正面から語った映画です。
私自身、JFK暗殺について興味を持っており陰謀論を支持していたので、この映画もとても興味深く鑑賞することが出来ました。
ただ、映画としての面白さとしてはどうでしょう?ドキュメンタリー色が余りにも強すぎて、興味に合わせた高い評価をして良いのか判断に迷います。
また、ドキュメンタリー部分でも、政府側に反証の余地を与えていない形式は、あまりフェアとは言えないようにも感じています。
私的評価は、やや抑え目の4にしておきました。
ケネディ大統領暗殺の謎
真実は未だ闇の中
オールタイムベスト5には入る名画
オールタイムベスト5くらいには入れたい。
JFK殺害を告発したジム・ギャリソン検事の著作を基に、オリバー・ストーンが魂を込めて撮った超力作。
JFK暗殺事件を軸に、東西冷戦、キューバ危機、ベトナム戦争、マフィア、軍産複合体の暗躍と、複雑な背後関係を鮮やかな編集で描きつつ、社会正義への挑戦をこんなにも熱量たっぷりに観せられる、映画の力って本当に素晴らしい!!と思わずにはいられない。
磨き込まれた脚本に、名優揃いのキャスティング、ジョン・ウィリアムズの麗しい音楽。3時間20分はあっという間に過ぎてしまう。終盤のケビンコスナーの演説は、誰の心にもある正義への願いを突かれる、映画史に残る名場面だろう。
本作はオズワルド単独犯行説を真っ向から否定する立場に立ち、少々強調し過ぎた部分もあるように思えるが、単独犯行説を否定する数々の疑惑と政府機関、軍部の影を突きつけられると、「世界を支配しているのはこういう奴らか」、「絶対に追求されない本物の悪とはこういうものか」と、恐怖と怒りと絶望が入り混じった感情が沸き立ち、オリバー・ストーンの思う壺である。
長い!
ケネディ大統領、死の真相に迫る映画。
不謹慎ながら、2時間サスペンスのように、”ある説”に導かれてカタルシスが得られるのかと思ったら…。
映画のラストは、法廷での事件真相(あくまで推論)の説明が大迫力なんだけれど…。
”裁判”は万能ではない。陪審員制度。論理的な説明が何よりも優先されるわけではない。陪審員の信条・心情に左右されてしまう。
そして、”真相”としては納得しても、それが被告がやったことがと言われると、映画の中で提示される事実だけでも、”推定”無罪・有罪?判断ができない。
自分が、この裁判の陪審員だったらと思ってみると、難しい。今の裁判のように、争点を整理して!って言いたくなる。
そんな論理の展開だけでなく、
日本とUSAの制度の違いも???
検事だけれど”選挙で選ばれた”?etc。
USAでは当たり前のことだから説明なく進むが、解説書を片手に鑑賞する必要があるところがある。
しかも長い!
というか、私が期待した謎解きの結論のようなものは、映画の中盤で明かされてしまう。
それから、映画はどう続くのか?
捜査への妨害。
関係者の死。
仲間割れ。
そして法廷場面。
映画としては見せ場なのだが、
各役者は良い演技を見せてくれるのだが、
近年の他の映画に比べると、もたつく。もったいない。
それでも、
『ダンスウィズウルブズ』以降、USAの良心と呼ばれたコスナー氏が、良心を体現する。スーツの着こなし・眼鏡が最高に格好良く、立ち歩く姿を見るだけでもうっとりする。
オールドマン氏は、繊細なキレている人物を静かに表現して、後の『レオン』を彷彿とさせる。
サザーランド氏、ベーコン氏も印象深い。
ジョーンズ氏は、演出があえてそうだったのか、悪人にも善人にも見えない微妙さが凄い。
他にも、ギャリンソン氏の配下の面々も、良い芝居をしてくれるし、仲間の女性が現れると、皆で立って迎えるとか、当時の知的階級の作法も見て取れて面白い。
そして、長さを感じさせる点では映画としてどうかとも思うが、
実際のフィルムを挿入して”真相”に迫っていく手法は見事。
監督賞(ゴールデングローブ)・編集賞と撮影賞(アカデミー)もかくや。
しかし、実話を基にした『バリーシール』という映画もあり、
この映画での”真相”もありえると思ってしまう。
となると、USAって単に軍事産業に群がる人々で動かされているし、
どこかに敵を作っていないと成り立たないのかなあなんて思ってしまう。
ケビン・コスナー!
それにしても長い
非常に興味深く、 面白いないようでした。 JFK 暗殺は単独犯でなくアメリカ国家ぐるみのクーデターだった、 という真実についてのはなしです。 多分、 アメリカ国民は知っていることなのでしょうが、 日本人の私にとっては斬新なないようでした。 決して事件や証拠を淡々と述べるのではなく、 事件を追い求める人を主人公に注目して、 その人間的な要素を強く押し出したないようでした。 だからこそ楽しめました。
しかし、 それにしても長いです。 全部で 200分の超大作です。 あまりにも長すぎるので、 普段必ず上映時間を記述する 映画.com でさえ記述を拒否しました。 もう少し短くまとめるか、 複数の作品に分割するべきでしょう。
謎は謎のままに
O・ストーンにとってはかなりの意欲作で当時イケイケのK・コスナーを主演に「アンタッチャブル」と役柄が変わらない気も!?
ジム・ギャリソンの奮闘ってかあまり苦悩して大変な想いとか主人公に焦点は当てられていない演出で黒幕の疑いがある連中を中心に描かれギャング映画とか犯罪映画の雰囲気もありT・L・ジョーンズにJ・ペシとG・オールドマン、K・ベーコンの豪華俳優揃い踏みのシーンは圧巻。
疑いのある連中だらけで三時間と長丁場だが何かが解決される訳でも無いしスッキリはしないオチだけどアメリカの怖い部分が見え隠れ。
小学生の時に公開されて映画館に観に行ったが字幕を追うので精一杯だった当時。
戦争は金儲けの重要事項ってな理由も怖い。
家族描写はベタな演出で「キャリー」な奥さんもギャーギャー喚いてうるさくて邪魔だし子供の演技もイヤ。
D・サザーランドの語りとラストの裁判所のK・コスナーの語りも長いかな。
仙台青葉劇場にて鑑賞。
JFKを観て・・
震えた
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