JFKのレビュー・感想・評価
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ケヴィンコスナーがバチバチにかっこいい!
JFK暗殺の真祖について、検事役のケヴィンコスナーが解いていく物語。これが真実なのでは?と思えて仕方ないストーリ展開でとても面白い。また幼い頃に見た時には分からなかった時代背景なども、大人になってみるとだいぶすんなりと入ってくる。最後の裁判は見応えのあるシーンだった!
重厚な3時間
何度も出てくるケネディ暗殺の瞬間が脳裏に焼き付く。日本やとオズワルドが犯人やない!っていうのは陰謀論っぽく語られる雰囲気があるけど、アメリカの方ではこういう裁判の背景も踏まえてどういう認識なんやろう?政府が隠蔽してると思ってる人も少なくないのでは?
ケヴィンコスナーの最後の長台詞が印象的やった。前から撃たれて後方に倒れて…前から撃たれて後方に倒れて….。この検察側の説明を聞いてもなお、陪審員たちは無罪判決したんやろうけど弁護側が一体どれだけの説得力のある説明をしたのか聞いてみたい。
3時間を超えるが見応えあり。
流石オリバー・ストーン監督。
あの事件を集約し一気に見せた。
会話のテンポの速さもあり
付いて行くのが遅れがちになる。
しかし感覚で鑑賞していても
善悪や疑問だけは脳裏に刻まれる。
役者の演技にキャメラは追いつかない。
それがまたドラマの緊張感を高める。
演技と場面の構図で迫ってくる。
予め犯人は予定され処理されたのか?
美味しい思いをするのは思想家か
政府のある部門か、軍事産業か?
ケネディの死後、アメリカ政府は
彼の止めようとした法案を進めた。
最後の法廷場面は
監督の言いたい事の
全てを表している。
※
これを真実と思って生きる。
見応え充分の3時間だった。
主人公の真実究明の執念と、
オリバーストーンの予に知らしめるんだと言う執念が
完全にリンクしたような熱の籠った傑作でした。
しかし、当時ケネディ暗殺の映像は解像度も粗く、
よく分からなかったけど、
有機elとなり映像もよくなって最後の裁判シーンは
臨場感も増しケビンコスナーの名演説も相まって、
緊迫感が凄かった。
オズワルドから始まり共産党、反キューバ、
ベトナム戦争から国家に辿り着く過程を家族を犠牲に
して迫って行く様はとても見応えありました。
もう、僕の中ではこれが真実です。
命を張って真実探究に邁進する地方検事の稀有な存在感
暗殺という手段を使って大統領をも消し去り、おそらくは弟も亡き者にする米国既得権者の非情さ、それと裏腹に命を張って真実探究に邁進する地方検事ジム・ギャリソンの稀有な存在感と、それに説得力を与えるケビン・コスナーの力量、その物語を脚本にも関与し3時間をゆうに超えるエンタテインメント映画にしてしまう監督の力技、米国の闇の深さとそれと闘う正義感の強さに少々の羨望と、感銘。
目が離せない、緊迫の3時間半
オリバー・ストーンがオールスターキャストと共に挑む、20世紀最大のミステリー。
編集が凄いですよね。登場人物同士の議論や独白が殆どなのに、あらゆる映像を織り交ぜながら魅せてくれるので全くダレない。視覚、聴覚に叩きつけられる情報量は半端無く、そこから導かれるこの暗殺事件に対しての違和感は誰もが抱くであろうもの。終盤のケビンコスナーのスピーチはオリバーストーンの思想そのものと受け止めましたが、それら全てを包含して放たれるこの映画の熱量は、本当に尋常じゃありません。
チョイ役ながらウォルターマッソー、ジャックレモンの出演は嬉しいし、トミーリージョーンズ、ケビンベーコン、ジョーペシ、そしてゲイリーオールドマンが一堂に会するなんて、今じゃ考えられないですよね。そういった映画的醍醐味も含めて、大好きな作品です。
タブーを映画化したオリバーストーン
あまりよく知らなかったJFK暗殺事件の内容を知りたくて見てみました。
実際の映像を交えて作られているから当時の状況や空気が分かりやすかった。
しかし、こんな内容を堂々と映画にできるのはなぜなの?
やはり言論の自由がアメリカでは確保されているのか。
出演俳優の豪華なこと!
ケビン・コスナーってこんなにかっこよかったのか!
ゲイリーオールドマンの良さが出ていて嬉しかった。
ギャリソンはジョンソン主犯説を暗示していましたが、私は落合信彦氏が唱えるニクソン説に興味をひかれます。
ジョン・F・ケネディ暗殺の真相を暴こうとするギャリソン検事を描く物語。
オリバー・ストーン監督が、全盛期のケヴィン・コスナーを起用して描いた社会派ドラマです。
アメリカ最大の謎で、暗部だと思われるケネディ暗殺。その「陰謀論」を真正面から語った映画です。
私自身、JFK暗殺について興味を持っており陰謀論を支持していたので、この映画もとても興味深く鑑賞することが出来ました。
ただ、映画としての面白さとしてはどうでしょう?ドキュメンタリー色が余りにも強すぎて、興味に合わせた高い評価をして良いのか判断に迷います。
また、ドキュメンタリー部分でも、政府側に反証の余地を与えていない形式は、あまりフェアとは言えないようにも感じています。
私的評価は、やや抑え目の4にしておきました。
ケネディ大統領暗殺の謎
オリバー・ストーン監督、ケビン・コスナー主演の名作。ケネディ大統領暗殺の闇深い点を今一度世に知らしめたストーリー。明らかにおかしい事件解決に、闇の権力により真実が真実とはならないという問題提起をしている。
死ぬまでに真相を知りたい事件。是非、アメリカの機密文書公開を見届けたい。
真実は未だ闇の中
未だ未解決のJFK殺人事件を追った地方検事の話。
独自の説?に基づいて展開されている。
どうも怪しい。矛盾だらけの報告書。そして、調べていくと浮かんでくる事実。こういう陰謀説モノが好き。
でも、これらの内容も説に過ぎず、事実とは限らない。
ただ、ジム・ギャリソンの奮闘がなければ、世界が真相を追求をすることなく、ただの殺人で片付いてしまっていた可能性もあったのではないか?
おかげか2017年、数万点の機密資料が公開されたらしい。
しかし、残るファイルの公開も明言したトランプ大統領だが、なぜか撤回。
真実はいつになったら明らかになるのだろうか?
オールタイムベスト5には入る名画
オールタイムベスト5くらいには入れたい。
JFK殺害を告発したジム・ギャリソン検事の著作を基に、オリバー・ストーンが魂を込めて撮った超力作。
JFK暗殺事件を軸に、東西冷戦、キューバ危機、ベトナム戦争、マフィア、軍産複合体の暗躍と、複雑な背後関係を鮮やかな編集で描きつつ、社会正義への挑戦をこんなにも熱量たっぷりに観せられる、映画の力って本当に素晴らしい!!と思わずにはいられない。
磨き込まれた脚本に、名優揃いのキャスティング、ジョン・ウィリアムズの麗しい音楽。3時間20分はあっという間に過ぎてしまう。終盤のケビンコスナーの演説は、誰の心にもある正義への願いを突かれる、映画史に残る名場面だろう。
本作はオズワルド単独犯行説を真っ向から否定する立場に立ち、少々強調し過ぎた部分もあるように思えるが、単独犯行説を否定する数々の疑惑と政府機関、軍部の影を突きつけられると、「世界を支配しているのはこういう奴らか」、「絶対に追求されない本物の悪とはこういうものか」と、恐怖と怒りと絶望が入り混じった感情が沸き立ち、オリバー・ストーンの思う壺である。
長い!
ケネディ大統領、死の真相に迫る映画。
不謹慎ながら、2時間サスペンスのように、”ある説”に導かれてカタルシスが得られるのかと思ったら…。
映画のラストは、法廷での事件真相(あくまで推論)の説明が大迫力なんだけれど…。
”裁判”は万能ではない。陪審員制度。論理的な説明が何よりも優先されるわけではない。陪審員の信条・心情に左右されてしまう。
そして、”真相”としては納得しても、それが被告がやったことがと言われると、映画の中で提示される事実だけでも、”推定”無罪・有罪?判断ができない。
自分が、この裁判の陪審員だったらと思ってみると、難しい。今の裁判のように、争点を整理して!って言いたくなる。
そんな論理の展開だけでなく、
日本とUSAの制度の違いも???
検事だけれど”選挙で選ばれた”?etc。
USAでは当たり前のことだから説明なく進むが、解説書を片手に鑑賞する必要があるところがある。
しかも長い!
というか、私が期待した謎解きの結論のようなものは、映画の中盤で明かされてしまう。
それから、映画はどう続くのか?
捜査への妨害。
関係者の死。
仲間割れ。
そして法廷場面。
映画としては見せ場なのだが、
各役者は良い演技を見せてくれるのだが、
近年の他の映画に比べると、もたつく。もったいない。
それでも、
『ダンスウィズウルブズ』以降、USAの良心と呼ばれたコスナー氏が、良心を体現する。スーツの着こなし・眼鏡が最高に格好良く、立ち歩く姿を見るだけでもうっとりする。
オールドマン氏は、繊細なキレている人物を静かに表現して、後の『レオン』を彷彿とさせる。
サザーランド氏、ベーコン氏も印象深い。
ジョーンズ氏は、演出があえてそうだったのか、悪人にも善人にも見えない微妙さが凄い。
他にも、ギャリンソン氏の配下の面々も、良い芝居をしてくれるし、仲間の女性が現れると、皆で立って迎えるとか、当時の知的階級の作法も見て取れて面白い。
そして、長さを感じさせる点では映画としてどうかとも思うが、
実際のフィルムを挿入して”真相”に迫っていく手法は見事。
監督賞(ゴールデングローブ)・編集賞と撮影賞(アカデミー)もかくや。
しかし、実話を基にした『バリーシール』という映画もあり、
この映画での”真相”もありえると思ってしまう。
となると、USAって単に軍事産業に群がる人々で動かされているし、
どこかに敵を作っていないと成り立たないのかなあなんて思ってしまう。
ケビン・コスナー!
ケビン・コスナーが役になりきっている。
ケネディ暗殺にはさまざまな陰謀説があるのは周知の通り。
それをあらためて検証してゆく男の情熱がわたしに伝わる。
家庭より仕事、でもいいじゃない?
奥さんも最後には理解するのだが。
しかしこうした映画が堂々と作れるアメリカの言論の自由を感じた。
日本はどうだろう?
まだまだ「大統領の陰謀」などの映画を見てみたくなった。
それにしても長い
非常に興味深く、 面白いないようでした。 JFK 暗殺は単独犯でなくアメリカ国家ぐるみのクーデターだった、 という真実についてのはなしです。 多分、 アメリカ国民は知っていることなのでしょうが、 日本人の私にとっては斬新なないようでした。 決して事件や証拠を淡々と述べるのではなく、 事件を追い求める人を主人公に注目して、 その人間的な要素を強く押し出したないようでした。 だからこそ楽しめました。
しかし、 それにしても長いです。 全部で 200分の超大作です。 あまりにも長すぎるので、 普段必ず上映時間を記述する 映画.com でさえ記述を拒否しました。 もう少し短くまとめるか、 複数の作品に分割するべきでしょう。
謎は謎のままに
O・ストーンにとってはかなりの意欲作で当時イケイケのK・コスナーを主演に「アンタッチャブル」と役柄が変わらない気も!?
ジム・ギャリソンの奮闘ってかあまり苦悩して大変な想いとか主人公に焦点は当てられていない演出で黒幕の疑いがある連中を中心に描かれギャング映画とか犯罪映画の雰囲気もありT・L・ジョーンズにJ・ペシとG・オールドマン、K・ベーコンの豪華俳優揃い踏みのシーンは圧巻。
疑いのある連中だらけで三時間と長丁場だが何かが解決される訳でも無いしスッキリはしないオチだけどアメリカの怖い部分が見え隠れ。
小学生の時に公開されて映画館に観に行ったが字幕を追うので精一杯だった当時。
戦争は金儲けの重要事項ってな理由も怖い。
家族描写はベタな演出で「キャリー」な奥さんもギャーギャー喚いてうるさくて邪魔だし子供の演技もイヤ。
D・サザーランドの語りとラストの裁判所のK・コスナーの語りも長いかな。
仙台青葉劇場にて鑑賞。
JFKを観て・・
夜中に観たのがいけなかった(笑)とにかく206分の映画は長かった。ドキュメンタリーのようなJFK暗殺事件の真相に迫る作品。2038年に事件の情報公開がされるという。米ソの冷戦終結と作品の製作時期が重なる。歴史は常に流れている。1963年11月22日にテキサス州ダラスで起きた事件の真実が知りたい気もするが、自分は果たして生きているだろうか?(笑)映画は最後の裁判での主人公である検事の主張がクライマックスなので、ここは長くても飽きない・・1991年のアメリカ映画。ケビン・コスナーが若い。
震えた
映画を観ていると、偶にぶるぶるっと震えることがある。そういったシーンはあとになって、映画の筋を忘れたとしてもふと思い出したりする。映画の熱量がぐっと迫ってくるのだ。
裁判のシーンは間違いなくそういうシーンになるだろう。震えた
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