「謎は謎のままに」JFK 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
謎は謎のままに
O・ストーンにとってはかなりの意欲作で当時イケイケのK・コスナーを主演に「アンタッチャブル」と役柄が変わらない気も!?
ジム・ギャリソンの奮闘ってかあまり苦悩して大変な想いとか主人公に焦点は当てられていない演出で黒幕の疑いがある連中を中心に描かれギャング映画とか犯罪映画の雰囲気もありT・L・ジョーンズにJ・ペシとG・オールドマン、K・ベーコンの豪華俳優揃い踏みのシーンは圧巻。
疑いのある連中だらけで三時間と長丁場だが何かが解決される訳でも無いしスッキリはしないオチだけどアメリカの怖い部分が見え隠れ。
小学生の時に公開されて映画館に観に行ったが字幕を追うので精一杯だった当時。
戦争は金儲けの重要事項ってな理由も怖い。
家族描写はベタな演出で「キャリー」な奥さんもギャーギャー喚いてうるさくて邪魔だし子供の演技もイヤ。
D・サザーランドの語りとラストの裁判所のK・コスナーの語りも長いかな。
仙台青葉劇場にて鑑賞。
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