「新約聖書のオペラ化」ジーザス・クライスト・スーパースター(1973) SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
新約聖書のオペラ化
1973年製作公開。当時の若者が簡易なセットを組んで、新約聖書のオペラを演じる、劇中劇の形式を採っているのが、オシャレな感じ。ロケ地は米国西部のセドナあたりかと思ったらイスラエルでのロケだった。
キャスト全員の歌唱・演技レベルがすごく高い!特に、キリスト役のテッド・ニーリーさんの高音、ユダ役のカール・アンダーソンさんのエモーショナルな演技、マグダラのマリア役のイボンヌさんの柔らかくて切ない歌声が印象に残った。ローマ提督も上手かったし、ヘロデ王のパリピ具合も良かった(「スーパーバッド」の主役の1人にそっくり!)。
新約聖書を客観的に、若干、風刺的に描いているので、信者の方にはお勧めしないが、普通の人には一般教養的にも良いのではと思った。
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