サンド・バギー ドカンと3発

劇場公開日:

解説

愛車のサンド・バギーをギャングに壊された二人組が組織に挑むアクション・コメディ。製作はマリオ・チェッキ・ゴーリ、監督は新人のマルチェロ・フォンダート、原案・脚本はフランチェスコ・スカルダマグリアとマルチェロ・フォンダートの共同、撮影はアルトゥーロ・ザバッティーニ、音楽はグイド&マウリツィオ・デ・アンジェリスが各々担当。出演はバッド・スペンサー、テレンス・ヒル、ドナルド・プレゼンス、ジョン・シャープ、デオグラティアス・フエルタなど。

1975年製作/イタリア
原題または英題:Watch Out, We're Mad!
配給:コロムビア
劇場公開日:1976年5月1日

ストーリー

ストック・カーのレース仲間、ベン(バッド・スペンサー)とキッド(テレンス・ヒル)は、今日もレースでシノギを削って同着優賞。賞品のサンド・バギーが二人のものになった。次のレースはこいつで出ようと、ベンの工場に運び込んだ。この整備工場は、ビル乱立ブームに抵抗する人たちの砦である遊園地の前にあり、ご多聞にもれず利権屋どもがうろついている。今日もまたやって来たギャングども、あっという間に賞品のサンド・バギーを跡かたもなく叩き壊してしまった。激怒した二人だがアッティラ親分(デオグラティアス・フエルタ)のマシンガンの前で手も足も出ない。その後、キッドの恋人でダンサーのリザ(P・シェパード)がもってきた情報によると、遊園地を中心とした空地に大摩天楼をつくる計画がいっこうにはかどらないことに業を煮やしたギャングのザ・ボス(ジョン・シャープ)が最後の手段として善良な市民を武力で追っ払おうとしているという。これでは腹の虫が治まらない二人はギャングどもの本拠地に乗り込み、アッティラ親分、ザ・ボス、博士(ドナルド・プレゼンス)に告宣した。“明日の昼まで新品のバギーを持って謝りにこい!”。怒った親分の命令一下、とびかかってきた手下どもをたたきのめした二人は意気揚々、ひきあげた。ザ・ボスと博士はだらしない手下どもに腹を立て、ついに暗黒街の有名な殺し屋を雇うことにした。だがベンとキッドも黙ってはいない。車ごとナイトクラブにぶっつけ、ついにザ・ボス一家を降参させた。一時、閉鎖されていた遊園地ももとどおりの賑やかさをとりもどし、その前の広場にはま新しいサンド・バギーが二台、おかれてあった。ベンとキッドに一台ずつ、ザ・ボスが贈ってよこしたのだ。

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