サンダーアーム 龍兄虎弟のレビュー・感想・評価
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懐かしくジャッキー・チェンを堪能!
何10年振りかにCSで録画して観賞。
当時はジャッキー・チェンが撮影中にアクシデントで大怪我で復帰出来るかなんて噂も出たが見事に完全復活で茶目っ気たっぷりコメディありの勿論スタント無しのジャッキー・チェンアクションは健在!
特にクライマックスに進む事にキレッキレのアクションはみもの!
久々にジャッキー・チェン映画を堪能!
冒険家ジャッキー大負傷
映画そのものよりも、ユーゴスラビアで撮影中にジャッキーが頭部骨折の重傷を負ったニュースが世界を駆け巡ったことの記憶のほうが強い映画。確か新聞の夕刊で第一報を知った時には本当に驚いた。また当時は共産圏だった今は無きユーゴスラビアで撮影してたというのもちょっとびっくりした記憶がある。当時はユーゴの国際社会における独特な立ち位置も知らなかったし。
当初の監督はエリック・ツァンだったが、ジャッキーの大怪我でスケジュールがずれたため撮影再開後はジャッキー自身が監督を引き継いだとのこと。エリックが監督した部分はジャッキーが珍しくイメチェンのために短髪になったシーンのみでさほど多くはない。撮影再開後にジャッキーの髪形が元に戻ったのは頭部の傷を隠すためと、髪を切ったためパワーを失ったと考えた迷信深いレイモンド・チョウの指示だったらしい。また白人アクション女優シンシア・ラスロックも当初は出演予定だったが、やはりスケジュールがずれたためローラ・フォルネルに変わったそうだ。ロザムンド・クワンとヒロイン2人状態が余計だなと当時も思ったんですよね。当初は1人がアクション要員だったんだな。
ジャッキーも刑事役ばかりではワンパターンだと思ったか、明らかに『インディ・ジョーンズ』に影響を受けた冒険家(トレジャーハンター)という役柄になっている。しかし第二次世界大戦前という昔が舞台の『インディ・ジョーンズ』ならともかく、現代にそんな職業あるか? 聞いたことないぞ?と公開当時には高校生になっていた僕もさすがに疑問でした。また終盤のアクションバトルで敵となるのが邪教集団の用心棒である格闘家のレオタード黒人女性4人組なんだが、いくら悪人とはいえ、格闘家とはいえ、4対1とはいえ、正義の主人公が女性を殴るという行為もちょっと引っかかった。全体的にもいろいろとバランスが悪く、いまいちの出来だったように記憶しているが、まあそれでもエンドロールのNG集でジャッキー頭部負傷のシーンを観ていると、とりあえずジャッキーが生きていてくれただけで良かったと思ってしまうのも事実ではある。
当時
インディー・ジョーンズ? ルパン三世?
ジャッキー版インディ・ジョーンズとも評されるシリーズの第一作
元グループサウンズのメンバーで今はトレジャーハンターのジャッキー(役名そのまま)
設定個性的すぎるだろ! とツッコまざるにはいられない
部族の儀式に乱入してお宝を盗んだり、お宝のオークションでこずるい手を使って値を釣り上げたりとお金大好き小悪党な顔をちらほら見せる
そんな彼だが友情に厚い一面もあり、ミュージシャン時代の仲間(と、その恋人)を助けるために悪の教団からお宝を盗み出すミッションに挑むことになる
設定盛り盛りのストーリーは見せたいアクションシーンから逆算して作ったのだろうと思う部分もあってまとまりに欠ける印象だが、細かいことを考えずに楽しむだけ楽しむには問題ない
コミカルなやり取り・見応えのあるアクションシーン・ガチでやりすぎて逆に違和感があるという珍しいラストシーン
途中で乗ってる車のビジュアルに引っ張られてる部分もあるかもしれないが、個人的にはルパン三世に似たものも感じる
驚くほどのできの悪さ
自分で盗めばいいのに
カルト集団がお宝を求め、ジャッキーの片思いの女性を誘拐、お宝との交換を言い出す。
あの手この手のアクションシーンが続くが、どれも見ていてヒヤヒヤモノで、危ないことこの上ない。
ジャッキー・チェンが映画を作り続けられたことに感謝。
ローラ・フォルネル様・・・②
あれフランスへ来たんじゃなかったっけ?
我々が日本や欧米の映画で見慣れたものとは全く違う文法で話が進んでいく感があり楽しかった。やっぱり香港映画には香港映画独特のカラーがあって。途中一旦アジトから脱出した所あたりで結構トーンダウンしたけどもジャッキーチェンの活躍のおかげで最後は盛り上がった。さすがジャッキーチェン。パフォーマンスだけで腐りかけ沈みかけていた映画を蘇らせてしまうとは。
私はちょうどブルースリーからジャッキーチェンえと移り変わる頃の世代で。ブルースリーが好きなあまりジャッキーチェンはあまり好きになれず、ここ30年ぐらい全く見ていなかった。そして本当に久々に見たのだが久々に見たという感覚がまるでない。なんてインパクトの強い素晴らしい俳優だろう!
幼心に残るエンディング
スパルタンXヒロイン、ローラ・フォルネルに魅了されもう一作出演の本...
スパルタンXヒロイン、ローラ・フォルネルに魅了されもう一作出演の本作へ。なんと今回は代理出演だったそうな。しかしその美しさはやはり圧倒的。もう一人のヒロイン、ロザムンド・クワンもかなり有名だそうだが、もはやローラの引き立て役に過ぎない。
こりゃジャッキー、いっちまったな。撮影中の大事故もそのためなんかに思えたり。好みの女優に唾つけるとは、もはやイーストウッド(笑)
ところで本作、カーチェイス、アマゾネス軍団(闘ってる時はもろ吹替男優)等、見どころは数あれどスパルタンXにははるかに及ばず。妙な相棒がカンフーアクションとしてはサモハン、ユンピョウに勝てるはずもない。
主題歌のローレライ、旅の時の穏やかな挿入歌は良かった。
秀逸だと思ったジャッキーの表現
カー・アクションがすごい
総合:65点
ストーリー: 55
キャスト: 70
演出: 80
ビジュアル: 75
音楽: 65
いつものジャッキーの喜劇・活劇。出来はそれなり。
物語はけっこう無茶苦茶。アジア人が顔そのままに修道服を着ただけで、正体がばれることなくあっさり白人だらけの敵地に潜入できるとか。でもいつものごとく物語を楽しむ映画ではないので、そのあたりは気にせず楽しむに限る。
見所は前半のカー・アクション。かなり派手で、よくこれで死人が出ないものだと思う。
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