劇場公開日 1948年11月

「テーマは逆に今日性を強めているぐらいです」三十四丁目の奇蹟(1947) あき240さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0テーマは逆に今日性を強めているぐらいです

2019年11月19日
Androidアプリから投稿

いい映画です
心が暖まります
1947年の作品でありながら、全く古びてはいません
テーマは逆に今日性を強めているぐらいです
このままの脚本で今年撮っても大丈夫なほどです

シングルマザー、ジェンダーフリー的な子育ての考え方までここにあります

子供の時の幸せな思い出
クリスマスの楽しい記憶
それを大事にしてあげることは、大人が絶対に守るべきとても大切なことです

結末が見えていてもいいのです
クリスマスなんですから!

とても可愛いスーザンは子役時代のナタリー・ウッドでした

ブラックフライデーはもうすぐです
その日からクリスマスセールに突入です
メーシーズ百貨店は今も映画と同じところにあります
アマゾンエフェクトでリアル店舗はどこも苦しいようですが、NYメーシーズはにはきっとサンタクロースが今年も現れるのでしょう

アメリカ人は本作とクリスマスキャロル(1938)の2本の映画は、誰でも小さな子供の頃からテレビの再放送とかで何度も繰り返し見ているようで、その二作の話や台詞が突然説明抜きで会話の中に出たりするようです

あき240