ザ・ロックのレビュー・感想・評価
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ショーン・コネリーは永遠に 其の二
不謹慎ながら、前々からショーン・コネリーがお亡くなりになったら、本作を追悼レビューにしようと思っていた。
という事で、追悼レビューを追加でもう一本。
レンタルやWOWOWなどの別の作品で見てたかもしれないけど、劇場大スクリーンで初めてショーン・コネリーを観たのは本作だった。
なんちゅーカッコいい人だ。
なんちゅー渋い人だ。(特に声が!)
そして、初代007である事も知った。ま、当時は一本も見た事無かったけど。
役柄もぴったりだった。
長らく幽閉され、存在すら消されていた男。
唯一あのアルカトラズを脱獄し、アメリカの秘密を知る男。
危険な男ではあるが、いざと言う時は頼りになり、たった一つの望みは娘に会う事…。
これまた男なら魅了される漢。
作品自体もチョー面白い。今でもアクション映画のMY BEST級!
アメリカ海兵隊の英雄ハメル准将は政府に見殺しにされた部下の無念を晴らす為、実力行使に出る。部下を率い猛毒ガス兵器を奪取、観光客を人質に取って元アルカトラズ刑務所=ザ・ロックを占拠。政府に1億ドルの身代金を要求、通らなければ猛毒ガス兵器をサンフランシスコに発射するという…!
政府はSEALsと化学兵器のスペシャリストのグッドスピード、そしてアルカトラズの中を知る男、メイソンに望みを託す…。
政府高官とメイソンの因縁。隙を突いてメイソンは逃走、サンフランシスコでド派手なカーチェイス!
いよいよザ・ロックへ潜入。海から炎の地下通路。メイソンはそこのタイミングをばっちり覚えており通り抜け、重々しい扉を開く。
「ウェルカム・トゥ・ザ・ロック!」
このシーン、この台詞が、メッチャクッチャカッコいい!
SEALsは全滅。残ったのはメイソンとグッドスピードだけ。メイソンは戦線離脱する有り様…。が…。
一方のハメル側でも思わぬ事態が。
猛毒ガス兵器を止める事は出来るのか。サンフランシスコ市民を救う事は出来るのか…?
何と言っても、3人の男たち。
現場経験ナシのグッドスピード。が、極限状況下の実戦が彼を漢に変える。ヒーローじゃない奮闘もまた手に汗握る。
ニコラス・ケイジは本作でアクション開眼。
『アンタッチャブル』よろしく、指南役はコネリーの十八番。いや、この場合、相棒。
そして、エド・ハリス。
彼演じるハメルの行動はテロかもしれない。が、彼はロックの観光客もサンフランシスコ市民も殺す所か傷付ける気すら無かった。ただ、政府に部下の無念を訴えたかっただけ。猛毒ガス兵器も本当に使用する気もなく、政府を脅す手段としてだけ。
他に方法は無かったのか…?
無かったのだ。
不条理な政府に手段を厭わず訴える為に。
部下の為に、私は悪になる。
それで部下が報われるなら。
彼は彼の信念で動いたのだ。
熱く、哀切漂い、名演でカッコいい。言い過ぎかもしれないが、オスカーにノミネートされても良かったのでは…?
サンフランシスコのカーチェイスにザ・ロックでの攻防~決戦。
アクションはスリリングで、迫力と見せ場の連続。
マイケル・ベイのアクション演出が冴える。
ニック・グレニー=スミス&ハンス・ジマーの音楽もチョーカッコいい! サントラも買って何度も聴いた!
ベイさんムービーとしても(ドラマ面でも)BEST!
ニコケイ・アクションでもBEST!
コネリー晩年の作品でもBEST!
やっぱり自分としては、ショーン・コネリーの作品で真っ先に思い浮かぶのはこの作品なんだよなぁ…。
だって、メチャクチャカッコいいんだもん。
(そうそう、メイソンさん、ケネディ暗殺犯って、誰なの…?)
Honey, you wanna know who really killed JFK? 90年代アクションの集大成。
追悼ショーン・コネリー。
本作のショーン・コネリーもカッコいいんです。英国の元スパイで脱獄不可能と言われたアルカトラズ刑務所から脱獄した経歴を持つ、おもいっきり007な感じの役柄です。でも、フとした所で上手いんですよね。潜入した地下通路で、グッドスピードからサンフランシスコがVXガスで狙われている事を聞いて自分が逃げる事を諦めるシーンで、上から指している光を見上げる時の表情とかメッチャ渋いです。後、地下通路に爆弾落とされて「ボォォォム!!」と言う時の表情とか!インパクトあります。
ニコラス・ケイジもこの頃が全盛期ですよね。FBI の化学スペシャリストで最初は銃を打った事もなかったのがドンドン逞しくなっていきます。最後の狼煙をあげる姿は絵になりますよね。途中敵に捕まった後の独房のシーンではニコケイ節全開でした。
そして、忘れちゃいけないエド・ハリス。これまた渋いわ~。国防省に復習を狙う海兵隊准将なのですが、「これはテロリズムではない。これは正義だ」という信念を持った男でした。信念を持つ男を演じさせたら右に出る役者はいないのではないかと思えるぐらい強い目力を持ってます。
個人的に本作はCGが全盛になる前のアクション映画の集大成と思っているんですよね。次から次に起こるピンチに最後の最後まで息も付かせぬ展開です。銃撃戦あり、カーチェイスあり、当時のマイケル・ベイが思い付くアクションを全てつぎ込んでる感じです。一つ一つのセリフもカッコ良くアメリカの中2病患者は大歓喜でしょう。そして、各所で見られる地獄の黙示録へのオマージュの数々。好きなんだろうな、マイケル・ベイ。
主演3人のアンサンブルも良し、アクションの展開も良しで大好物な作品でした。
再鑑賞履歴
2021/4/24
午前10時の映画祭にて。
今までテレビでしか観たことがなかった名作を映画館で観れる喜びよ✨大きなスクリーンは迫力ある💥
ショーン・コネリーといえばこれ
さらに、ドン・シンプソン最後の作品ということで、私にとってはとても特別。
いまや、ジェリー・ブラッカイマーが超スーパープロデューサーだけど、彼を育てたのはドン・シンプソンだよね、やっぱり。
悪役のエド・ハリスは、やっぱりストイックな軍人役をやらせたら右に出るものはいないでしょ。
行動に出る理由も(一見)高潔なところが、似合う。
ショーン・コネリーもあの年ですごいね。
久々に見て、やっぱり楽しんでしまえた。
ただのアクション映画にせずに、問題提起がしっかりしてるところがポイントかな。
はじめてのマイケル・ベイは割と好き。
劇場公開時鑑賞。
それまでアクションのイメージがなかったニコラス・ケイジと当時大ファンだったショーン・コネリー様という組み合わせでしたが、これが中々に良いの。ほぼほぼオッサン達しか映りませんが。
まだスクリーンの中でも爆発しないものがあったマイケル・ベイだが、もう少し後でやりたい放題できるようになってたら、途中で絶対もっと色々爆発してたよねー。
ショーン・コネリーが007しています。
科学兵器を奪いアルカトラズに立てこもった反乱兵士。そのテロを、CIA所属の科学技術者と元イギリス諜報員が防ぐ物語。
ニコラス・ケイジを始めて知り、ショーン・コネリーの助演の迫力に感動した作品です。
設定が盛りだくさんですが、それをシンプルに見せるストーリー展開が秀逸です。科学兵器の恐怖、反乱の動機、助っ人のバックボーン、そして難攻不落のアルカトラズ。
主人公のニコラス・ケイジが科学者でプロの戦士じゃないところが良いですね。
カーチェイスからガンアクション、ミサイルまでしっかりと見せてもらえたら、アクション映画ファンとしては幸せな満腹感を感じることが出来ました。
高い評価を与えられる一作だと思います。
双方の思い
OPがカッコいいですね、重い雰囲気ですけど、カッコイイ。
ヘアカットする前も後もカッコいい。
午後ロ常連作品、何度もみちゃう。
緑の発煙筒確認!
救出シーンで優しいBGM流れるんですよね、ええですね。
1番最後の車のシーンすき。
ニコラス・ケイジ&ショーン・コネリー 何度観てもおすすめ映画です。...
ニコラス・ケイジ&ショーン・コネリー 何度観てもおすすめ映画です。
しかし音楽がシュリに似てるんだね、どことなく。
2014.11.28
めちゃくちゃかっこいい。
ラストの爆弾の処理だけが「あれ大丈夫なの?」と不安になったが、男の子の好きなけれんみ溢れる作品です。
罠にハマった海兵隊員が全滅するシーンだけでも、マイケルビーンが頑張っただけで胸が熱くなります。
そこからはショーンコネリーの小粋なカッコ良さが延々と(笑)
つけ添えのニコラスケイジがバデイとして成立しており、アクション作品として十二分に楽しめる作品になっています。
未見では勿体ない作品です。
マイケルビーン(とエドハリス)のやり取りが最高
あれやってるな~と観はじめて、面白くて眼が離せなくなった。
筋立てや大げさな爆発やらなんやらは商業映画としてキチンと押さえたうえで、キチンとした佇まいを保てていたのは
・ショーンコネリーの娘への悲しい想いと失った時間への郷愁
・エドハリスの苦悩
・デビッドモースの悩みと男気
と丁寧に人間が描かれているからですが特に痺れたのは
・マイケルビーン!「あんたも海兵隊だろ!」の銃撃戦前の長口上
です、任侠映画みたいなところが気に入っただけかもしれないけど
たったふたりの胸熱奪還作戦!
DVDで久しぶりの鑑賞(吹替)。
アルカトラズ島を占拠したテロリストに挑むことになったふたりの男。大切なものを守るための壮絶な戦いを描いた、マイケル・ベイ監督の真骨頂と言えるアクション超大作!
何度観たか分かりません。お気に入りの映画です。テンションが高い。アクションが途切れない。大量かつ過剰な爆発。さすがハリウッドの破壊王・ベイ監督ならではでした。
ショーン・コネリーの劣らぬ魅力とカッコ良さにしびれました。実は元イギリスのスパイだったという設定にニヤリ。それに何より、ニコラス・ケイジに髪の毛がある!
※修正(2023/11/16)
痛快娯楽アクションじゃない
テロリスト集団というのが、ベトナム帰還兵でちゃんとした軍人だった。
中盤の制圧に向かったシールズとのやり取り、銃撃戦が泣ける。
なんだよマイケル・ベイって「バッドボーイズ」みたいな頭空っぽにして楽しむんじゃないのかよ?
すごいいい映画やん、これ
しかしまたまあ、車を壊す壊す。バッドボーイズⅡバッドでもぶっこわしまくってたけど。なんか自動車会社に恨みでもあるのか?
どうみてもCGじゃない。もったいないなあ、1台くれよ(笑)。
しかしアクションが冴えてるよなあ。よく思いつくというか。さすがだね。
元スパイと、化学兵器スペシャリストのタッグでテロリストに立ち向かう...
元スパイと、化学兵器スペシャリストのタッグでテロリストに立ち向かうアクション映画。
アクションシーンばかりの映画ではないのでアクション苦手な人でも楽しめるかも!
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