劇場公開日 1987年10月17日

「重い」サルバドル 遥かなる日々 ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5重い

2024年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

オリバー・ストーン監督全盛期のこの頃、高校生だった自分は近所の映画館でプラトーンと2本立てで見た。(プラトーンはすでに単体で見ていたので2回目)
誘って一緒に行った友達はちょっとブスッとしてた記憶。JKにはストーン映画は向かなかったか、しかも2本も(笑)

ジャーナリストのリチャード・ボイルが金を稼ぐため、エル・サルバドルに友人を連れて入国。アメリカで妻子に逃げられた彼には、サルバドルに恋人マリアがいて知った土地ではあるが、政府軍と反政府ゲリラの内戦が続き常に治安の悪い地域だった。

酒、ドラッグ、女…そして常に金欠で知人にいつも金を無心する。
ある意味やりたい放題のボイル。
ジャーナリスト仲間のジョンとも再会し活動するが、緊張状態のサルバドルで混乱に巻き込まれる。

市民の遺体が転がっている映像、ボランティア女性とシスター達がレイプされ殺害されるところは強烈だし酷いしで目をしかめた。後者はインパクトが強く、よく覚えていた。
いやー入国するところから最後まで緊張が続いて怖い。
ボランティア役のシンシア・ギブは、かわいくて この頃日本で人気があったと思うが、それほど有名にならなかったな。。

だらしなくいい加減だが、ジャーナリストとしての誇りは持ち得ているボイル。
ジェームズ・ウッズの演技は、この役がよくあっていたと思う。
題材として当然だが、重い映画だった。

ふわり
活動写真愛好家さんのコメント
2024年10月7日

シンシア・ギブは確かに80年代の日本では人気ありましたよ‼️「栄光のエンブレム」とか「ショートサーキット」‼️他にあったかな⁉️

活動写真愛好家