殺人カメラ

劇場公開日:

解説

人を殺すことのできるカメラが小さな漁村に巻き起こす騒動を描いた喜劇。監督はロベルト・ロッセリーニ、製作はロッセリーニとルイジ・ロヴェレ、エドゥアルド・デ・フィリッポとファブリッツィオ・サランザーニの原案を基に脚本はセルジオ・アミディ、ジャンカルロ・ヴィゴレッリ、フランコ・ブルザーティ、リアナ・フェッリとロッセリーニの共作、撮影はティノ・サントーニとエンリコ・ベッティ・ベルッティ、音楽をレンツォ・ロッセリーニが担当。出演はジェンナロ・ピサノ、マリリン・ビュフェルほか。

1952年製作/イタリア
原題:La Macchina Ammazzacattivi
配給:大映
劇場公開日:1991年3月16日

ストーリー

イタリア南部の小さな漁村に暮らす気のいい写真屋チェレスティーノ(ジェンナロ・ピサノ)はある日店を訪ねてきた聖アンドレアと名乗る謎の老人から、カメラで撮影するだけで悪人を殺すことのできる能力を授かる。この力を使い彼はまず村を牛耳る警察署長、次に高利貸しの老婆マリアを死地に追い込むが、マリアの遺産の相続人が村で最も貧しい3人と指定されていたことで、さらには村に持ち上がったアメリカ人によるホテル建設計画も加え、欲に溺れた村人たちが織りなす騒動は拡大してゆく。チェレスティーノはカメラで悪人を次々と消してゆくが、事態は一向に改善しない。そんな中、彼に力を与えた例の老人が現われ、実は自分は悪魔なのだと告白する。チェレスティーノは彼に十字の切り方を教え、悪魔も改心するのだった。

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