サタデー・ナイト・フィーバーのレビュー・感想・評価
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とてもよかった
見る前のイメージは、今夜もディスコで最高だいえーいみたいなものだったのだけど、以前、町山智浩さんの紹介で、そういうのではないと言うので見たら、本当にディスコで浮かれる若者の話ではなく、現実にさいなまれる若者の話で驚いた。2回目で初めてのスクリーン。
ヒロインのキャサリンが、人を見下すひどい性格の嫌な女。あんなのにかかわるなと強く思う。それより自分を慕ってくれるアネットを大事にしろよと思っていると、友達に輪姦される。しかも自分も乗っている車の後部座席で、ひどい。『ウェスト・サイド・ストーリー』的に殴り込みに行った先は、本当に敵だったかどうか不明。
トニーがコメリに退職金の請求に行って、「あれは水に流そう、うちはみんな長く働いているんだ、あいつは20年、こいつは18年」と言われて素直に喜ばず、複雑な表情になるところにリアリティの凄みを感じる。
ディスコダンスが社交ダンスみたい。まだブレイクダンスが誕生する前の時代だ。トニーの部屋には無邪気にブルースリーやロッキーのポスターが貼られている。
Groovin'!
ディスコ文化に興味があり映画館へと足を運ぶ。たとえただのお客でもダンスフロアを湧かせればヒーローになれるってのが夢がある。ジョン・トラボルタのダンスのキレには釘付け!シビれる〜!
ディスコ映画というよりディスコを舞台にした青春映画。主人公のダンスの解像度の高さ、ストイックさ、謙虚さは優勝の栄光を譲るという行為に表れている。尊敬。最後はディスコから卒業するような終わり方でしたが、時を経て2人がフロアで踊っている姿が想像できます。
1970年代の青春映画
観たことある気でいて、4Kリマスター版で懐かしさに浸ろうと劇場に出掛けたら、どうも初見だったようだ・・・
当時はディスコブームの幕開け、象徴としてダンスシーンばかりが取り上げられていたと覚えているのだけれど、今観てみればブルックリンという地域柄の鬱屈された若者像、もがきながら生きている青春ドラマの色合いが濃い作品だと思えた。
トラボルタのはにかんだような笑顔とデカい襟のシャツにピタピタのベルボトムで腰を振りつつ濃厚に踊るギャップには萌えましたね。
それにしてもダンスの相方ステファニー役のダンスは酷かったのが減点要素ですね。
こういう作品は劇場で腹に響く重低音がやっぱりいい。
ビージーズサウンド最高でした!
誰が何と言おうとMY BEST MOVIE!!!
この作品を通じ、DISCOに熱中した老若男女も多いはず・・・・・・・!!
ビー・ジーズを初め、イヴォンヌ・エリマン、タヴァレス、クール・アンド・ザ・ギャング、KC&ザ・サンシャイン・バンド、MFSB、トランプスetcが奏でるディスコ・ミュージックをバックに踊る若者たちはただただカッコいいの一言!!
レビューを見ると、やれダンスが古いだの、ラストの終わり方が陳腐だの、色々と悪評も多いようだが、じゃあジョン・トラボルタのようなキレキレなダンスを果たして誰が踊れるのか?
ラストもお互いを高めあえる友として関係を発展させていくと捉えれば、いかにも青春していてそれはそれでいいと思うのだが・・・・・・・!?
今から44年前の作品ではあるが、今回の4Kデジタルルリマスター版により、完全に”サタデー・ナイト・フィーバー”は息を吹き返した、必見の傑作!!!
OPはStaying Alive / Bee Gees
DISCO映画で今のCLUBブームの元祖(MAHARAJA時代のヘビロテ)。ジョン・トラボルタは元ブロードウェイのダンサーでDISCO初体験って言うから驚き。濃い顔や毛深い体は陽キャなパリピのイメージにピッタリ。オープニングでジョン・トラボルタが着替えるシーンは大好き。さあこれからDISCOで踊るぜって気合い充分。今からCLUB行こうかなって気になる。
アメリカン・ニュー・シネマ?
かなり前に見たはずだけど内容の記憶がなく、スクリーンで上映されるというので見てみた。
この作品はビージーズのテーマ曲とトラボルタのディスコ・ダンスの印象が強いけど、実は脚本がしっかり書かれていて、シビアな人間模様の描写がかなり秀逸。ディスコ・ダンスの娯楽作というより、どちらかというと「真夜中のカーボーイ」みたいなアメリカン・ニュー・シネマに近いのではないかと思った。そう思って見ると、ビージーズの「ステイン・アライブ」は、ニルソンの「うわさの男」みたいな位置づけに思えてきた。
この作品で注目すべき点はセックスの描写。ポルノグラフィー的な意味合いではなくて、恋愛の中でセックスの占めるものを隠さず描いている。性は繊細な問題なので、多くの恋愛作品はここをなんとなく避けてきたけど、そこをしっかり見せているので、1970年代の観客にとってはショックだったのではないか。
性に対するモラルの問題を描く上で、トラボルタの兄がカトリックの神父という設定なのも重要な位置を占める。カトリックという性的に保守的で社会通念上守るべきルールを規定する権威が提示されることで、性の問題をさらに明確に浮彫にしている。
さらに人種間の対立や親友の自殺など、娯楽作品の枠を超える問題を提示している。
ジョン・トラボルタがカッコいい
ニューヨーク、ブルックリンのペンキ屋で働くトニーの唯一の楽しみは、土曜の夜に街のディスコで踊ることだった。ある夜、いつものディスコを訪れたトニーは、素晴らしいダンスを踊るステファニーと出会い、彼女に惹かれた、彼女の生き方に刺激され、自身の生き方を見直そうとした。ステファニーを誘い優勝賞金500ドルのダンスコンテストへの出場したトニーは・・・てな話。
バカをやめる、のは良いが、やりたいことをやるのは大切なことだと思う。親の期待に沿うように生きていてプッツンした兄を反面教師に出来れば良いけど。
ジョン・トラボルタはケツアゴが気になったがダンスはカッコよかった。
ディスコでフィーバー
当時ビージーズの3曲(ステインアライブ
ナイトフィーバー・愛は煌めき・・)が全て
全米topになる程、売れたのを覚えてます。
ストーリーは、ほぼ忘れていましたが
結構、人間模様が描かれていたのが驚き
昔、本映画を見た方が古き良き時代を
思い出し、懐かしむ映画です。
ファラにブルースリーにロッキー。
こんなお話だったのね。ビージーズの歌がどれもこれも耳に焼きついた当時、今聞いても色褪せていない、すごい。サントラは良く聴いてたけど実は映画はみていない。今回初見でビックリしたのは悪ガキの成長物語なんだと。当時はディスコ映画でキラキラしてたんだろーなー。
実は終わりまで通してちゃんと観たことがなかったのでこの機会にと思い...
実は終わりまで通してちゃんと観たことがなかったのでこの機会にと思い観賞。BeeGeesのサントラ聴いてるだけが良い。描きたいコトは分かるけど、、心が荒ぶ。
ビージーズ
4Kデジタルリマスターで再上映したので映画館で観てきました。
観よう観ようと思いつつも今まで観てなかったので。
有名な作品なので、面白いかと思ってたら正直…
ん?って終わり方だし…
トラボルタは、歳くってからの方がカッコイイと思います。
『パルプ・フィクション』の恰幅よくてガラ悪いイメージの方が強くて、
若い頃の、スマートで優しい感じは、なんか変に感じますね。
誰もが聴いた事あるであろう曲、
STAYIN' ALIVE
HOW DEEP IS YOUR LOVE
が使われてますが、
ビージーズの曲なのね…
知らなかった…今まで…(笑)
音楽好きとして、恥ずかしい… (笑)
あと、この頃のアメリカ映画を観てると、街が汚いですね(バカにしてるワケではない)
以上、感想です(^^ゞ
70年代の夜の熱病
45年前に大ヒットしたディスコ映画で、さすがにダンスの振付けは古いけど、その時代の風俗やカルチャー、下町の生活感がよく描かれているので歴史的価値はあるかも。それでも今観ても、トラボルタの長身を生かしたダンスはキレがあり、迫力があります。この作品一本でスターになったのも納得でした。
パルプフィクションにも繋がる傑作
社会に対する不満をダンスにぶつける若者のお話。なんといっても、若かりし頃のトラヴォルタのかっこよさよ。スマートでダンス、キレッキレ🕺パルプ・フィクションのダンスシーンは、タラちゃんのトラヴォルタに対するリスペクトだったのかぁ。くぅ〜、演出が憎いぜ!👍
"ダァ〜ンシング!ヤァ〜!♫…"な映画
この作品の個人的ハイライトは、ジョン・トラボルタが、Bee Geesの"You Should Be Dancing"をバックに、最高に"お茶目な"ダンスで、ダンス・フロアを独占してしまうところ…。
今見ると、正直、相当ダサいんですが、YouTubeとかで何度も見返してしまいます(笑)
ちなみに、1番好きなのは、"汗を拭う"ところ…最高に"クール"だよ!トラボルタ!(笑)
*この作品、昔に観たことがあるんですが、全然覚えていなかった…ディスコ・ダンスって、ほとんど社交ダンスみたいな踊りだったのには笑った。でも、フロアでみんな並んで同じ振り付けで踊るなんて…いい時代だぁ(笑)
*2022年4月、ディレクターズカット4Kデジタルリマスター版を鑑賞。
ダンスシーンは最高なんだけど、後味が
超有名な作品なのに今まで手をつけていなかった。4Kレストア上映を機会に鑑賞。
トラボルタのクールなケツアゴに当時の人がしびれたのもわかる。しまった身体を強調するシャツとベルボトムのパンツの出立ちからで、繰り出されるセクシーでエネルギッシュないダンス。70年代のディスコダンスは、社交ダンスをベースにしているが、これはこれで興奮する。
70年代であっても、ブルックリンの労働者階級は将来に期待を持つことが出来ずに、無軌道な行動で憂さを晴らしている。トニーは、ダンスが得意だから、芸能界への道もあるんだろうけど、普通の若者は希望が持てない。地下鉄の落書きはひどいね。
時代が違うだからしょうがないんだけど、違和感を感じるシーンが多い。女性の扱いがひどいね。特にヤケクソになったアネットをトニーが止めずに放置したことには、嫌悪感を持ってしまった。
ダンスシーンはそれらを帳消しにするくらい面白いんだけど、やはり後味がよくない。
土曜の夜にサタデーナイトフィーバ
最初からノリノリでサントラが欲しくなった。黒スーツに赤シャツで出勤したくなった。それはさておき、踊っているだけのMVごときな映画と思いきやちゃんとお話になってた。主人公トニーのストイックさも現代にも4K上映されるほど好評価である要因ではないのかな
ディスコ映画としても、青年の成長物語としても
最初単なる音楽、ダンスのものかと思いきや、青年の成長物語としてなかなか面白く見ることができた。
アメリカ映画はこういう相反するものをうまくまとめる演出、脚本はとても良いと思います。
昔の時代のディスコ(死語?)に興味があるなら本命。
今年102本目(合計375本目/今月(2022年4月度)12本目)。
私自身はエレクトーンの演奏・学習歴がある程度です(15歳まで。グレード6級)。
相当古い作品のリマスターという事情があり、ごくごく最低限の部分以外は修正されていませんので、趣旨がわかりにくいところもあります。映画が公開された時期は「ディスコ」というものがあったのですが(今でも地方都市だと、残っていることはあります)、今では相当探さないと難しいですし、積極的にディスコに行く理由もなくなったので(コロナ事情もあれば、趣味が多様化した、という部分もある)、ディスコ文化などはググるレベルでも良いので事前に調べたほうが良いかなという感じです。
こちら側では英語放送でやや字幕が見づらかった(まぁ、リマスターということを考えれば、画像の乱れ「自体」は修正できない)問題はありますが、本映画は結局のところ「音楽映画」というカテゴリに入るので、多少わかりにくい点がありますが(現在(2022年)では一般的ではない言い回し・表現など)もありますが、音楽映画というカテゴリで行く限り、そこまで大きな傷ではないし、ディスコ文化があったということの「文化の継承」という観点では良い映画だと思います。
採点に関しては、現在(2022年)の常識論に考えと、やや配慮の足りない字幕などがあることは確認しましたが、リマスター版であり取り直し版ではないので、「やや配慮が足りない」程度ですので、減点なしにしました(過剰な「言葉狩り」をやるのは私も本意ではないのです)。
昔の時代の風俗というか民俗観に行った。デジタル4K上映。なんか「もっさり」感がハンパない。字幕監修戸田奈津子最高!
俺、ガキの頃から明治大正とか戦前の映像大好きな訳・・「映画は鑑賞に耐えない」けれども
なんかその時代の空気感、タイムトラベル感、もう結末がわかってる安心感
がたまらない。
ディスコって既に死語。
昭和40年代生まれにとってこの映画は馴染みでない。当時ガキだから
実はディスコにも、トラボルタにもビー・ジーズにも全く興味なし。
でも1977だかの空気感感じたかった。デジタルリマスター4K上映
結構小さい器ながらも8割近くの入りで盛況。
イヤー確かに時代の空気感じた。
アナログ、タバコは当たり前だけども
WTCビルが健在。
特筆すべきはダンス。
素人クソジジイのワイが観ても
「もっさりして・・フォークダンスというか盆踊りに毛が生えた」レベルの田舎ダンシング。
ダサダサすぎて、かえって感心。服装も髪型も時代を感じた。
そもそも土曜日に18時まで働いている時点で、なんか古めかしい。
キレの全く無いダンシングのせいか、イマイチ盛り上がり、パンチを欠く。
「カー・・セッ・ス」今しないよなぁ、狭くて不快極まりないだろねぇ。
まあでもいいよ、時代の空気を感じた。いつも思うのだが、タンクトップの男は
若干の上腕二頭筋💪チカラこぶないとなんかキモい。フレディ・マー・・もそうだけど。
トラボルタ腕がイマイチ、ブヨブヨで物足りない。ちなみに私は「そっち系」では無いよ。
上腕二頭筋の無さが説得力欠くのだ。
イヤイヤ確かに1970年代は大昔。栄枯盛衰、諸行無常を感じた。
その髪型と古めかしいファッションで特に女優陣がパッとしない。
でも劇場だからこその「缶詰め感」良い経験でした。VFXもCGもある訳ないからエンドロール短い短い。
車窓のはめ込めがかえってアナログすぎて味があった。
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