サタデー・ナイト・フィーバーのレビュー・感想・評価
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曲だけは好き♪
『燃えよドラゴン』『ロッキー』やファラ・フォーセット・メジャーズのポスターが目立つトラボルタの部屋。父は失業中、兄は神父、母は敬虔なクリスチャンの家庭だ。ディスコで踊れば皆から尊敬されるほど。アル・パチーノが女性のアイドル的存在だった時代だったのだ。
誘った女性は住む世界が違う年上でインテリ。キャット・スティーヴンスやローレンス・オリビエを知ってることがハイソサエティなのかわからないけど、ポール・アンカと食事したとか嘘くさい台詞を吐く女性なんて、ちょっと信じられない。何度もパロられているダンスシーンやコンテストの結果など、面白いと言えないこともない。ステファニーの心がよくわからないことや、アネットの扱いがひどいので、ちょっと考えさせられます。
なんだかんだ言っても、あまりいい思い出がないので、暇があったら観たいなどという気持ちは一切起こらない・・・
こういう話でしたか??
とてもよかった
見る前のイメージは、今夜もディスコで最高だいえーいみたいなものだったのだけど、以前、町山智浩さんの紹介で、そういうのではないと言うので見たら、本当にディスコで浮かれる若者の話ではなく、現実にさいなまれる若者の話で驚いた。2回目で初めてのスクリーン。
ヒロインのキャサリンが、人を見下すひどい性格の嫌な女。あんなのにかかわるなと強く思う。それより自分を慕ってくれるアネットを大事にしろよと思っていると、友達に輪姦される。しかも自分も乗っている車の後部座席で、ひどい。『ウェスト・サイド・ストーリー』的に殴り込みに行った先は、本当に敵だったかどうか不明。
トニーがコメリに退職金の請求に行って、「あれは水に流そう、うちはみんな長く働いているんだ、あいつは20年、こいつは18年」と言われて素直に喜ばず、複雑な表情になるところにリアリティの凄みを感じる。
ディスコダンスが社交ダンスみたい。まだブレイクダンスが誕生する前の時代だ。トニーの部屋には無邪気にブルースリーやロッキーのポスターが貼られている。
Groovin'!
1970年代の青春映画
観たことある気でいて、4Kリマスター版で懐かしさに浸ろうと劇場に出掛けたら、どうも初見だったようだ・・・
当時はディスコブームの幕開け、象徴としてダンスシーンばかりが取り上げられていたと覚えているのだけれど、今観てみればブルックリンという地域柄の鬱屈された若者像、もがきながら生きている青春ドラマの色合いが濃い作品だと思えた。
トラボルタのはにかんだような笑顔とデカい襟のシャツにピタピタのベルボトムで腰を振りつつ濃厚に踊るギャップには萌えましたね。
それにしてもダンスの相方ステファニー役のダンスは酷かったのが減点要素ですね。
こういう作品は劇場で腹に響く重低音がやっぱりいい。
ビージーズサウンド最高でした!
誰が何と言おうとMY BEST MOVIE!!!
この作品を通じ、DISCOに熱中した老若男女も多いはず・・・・・・・!!
ビー・ジーズを初め、イヴォンヌ・エリマン、タヴァレス、クール・アンド・ザ・ギャング、KC&ザ・サンシャイン・バンド、MFSB、トランプスetcが奏でるディスコ・ミュージックをバックに踊る若者たちはただただカッコいいの一言!!
レビューを見ると、やれダンスが古いだの、ラストの終わり方が陳腐だの、色々と悪評も多いようだが、じゃあジョン・トラボルタのようなキレキレなダンスを果たして誰が踊れるのか?
ラストもお互いを高めあえる友として関係を発展させていくと捉えれば、いかにも青春していてそれはそれでいいと思うのだが・・・・・・・!?
今から44年前の作品ではあるが、今回の4Kデジタルルリマスター版により、完全に”サタデー・ナイト・フィーバー”は息を吹き返した、必見の傑作!!!
OPはStaying Alive / Bee Gees
アメリカン・ニュー・シネマ?
かなり前に見たはずだけど内容の記憶がなく、スクリーンで上映されるというので見てみた。
この作品はビージーズのテーマ曲とトラボルタのディスコ・ダンスの印象が強いけど、実は脚本がしっかり書かれていて、シビアな人間模様の描写がかなり秀逸。ディスコ・ダンスの娯楽作というより、どちらかというと「真夜中のカーボーイ」みたいなアメリカン・ニュー・シネマに近いのではないかと思った。そう思って見ると、ビージーズの「ステイン・アライブ」は、ニルソンの「うわさの男」みたいな位置づけに思えてきた。
この作品で注目すべき点はセックスの描写。ポルノグラフィー的な意味合いではなくて、恋愛の中でセックスの占めるものを隠さず描いている。性は繊細な問題なので、多くの恋愛作品はここをなんとなく避けてきたけど、そこをしっかり見せているので、1970年代の観客にとってはショックだったのではないか。
性に対するモラルの問題を描く上で、トラボルタの兄がカトリックの神父という設定なのも重要な位置を占める。カトリックという性的に保守的で社会通念上守るべきルールを規定する権威が提示されることで、性の問題をさらに明確に浮彫にしている。
さらに人種間の対立や親友の自殺など、娯楽作品の枠を超える問題を提示している。
ジョン・トラボルタがカッコいい
ディスコでフィーバー
ファラにブルースリーにロッキー。
ビージーズ
4Kデジタルリマスターで再上映したので映画館で観てきました。
観よう観ようと思いつつも今まで観てなかったので。
有名な作品なので、面白いかと思ってたら正直…
ん?って終わり方だし…
トラボルタは、歳くってからの方がカッコイイと思います。
『パルプ・フィクション』の恰幅よくてガラ悪いイメージの方が強くて、
若い頃の、スマートで優しい感じは、なんか変に感じますね。
誰もが聴いた事あるであろう曲、
STAYIN' ALIVE
HOW DEEP IS YOUR LOVE
が使われてますが、
ビージーズの曲なのね…
知らなかった…今まで…(笑)
音楽好きとして、恥ずかしい… (笑)
あと、この頃のアメリカ映画を観てると、街が汚いですね(バカにしてるワケではない)
以上、感想です(^^ゞ
70年代の夜の熱病
パルプフィクションにも繋がる傑作
"ダァ〜ンシング!ヤァ〜!♫…"な映画
この作品の個人的ハイライトは、ジョン・トラボルタが、Bee Geesの"You Should Be Dancing"をバックに、最高に"お茶目な"ダンスで、ダンス・フロアを独占してしまうところ…。
今見ると、正直、相当ダサいんですが、YouTubeとかで何度も見返してしまいます(笑)
ちなみに、1番好きなのは、"汗を拭う"ところ…最高に"クール"だよ!トラボルタ!(笑)
*この作品、昔に観たことがあるんですが、全然覚えていなかった…ディスコ・ダンスって、ほとんど社交ダンスみたいな踊りだったのには笑った。でも、フロアでみんな並んで同じ振り付けで踊るなんて…いい時代だぁ(笑)
*2022年4月、ディレクターズカット4Kデジタルリマスター版を鑑賞。
ダンスシーンは最高なんだけど、後味が
超有名な作品なのに今まで手をつけていなかった。4Kレストア上映を機会に鑑賞。
トラボルタのクールなケツアゴに当時の人がしびれたのもわかる。しまった身体を強調するシャツとベルボトムのパンツの出立ちからで、繰り出されるセクシーでエネルギッシュないダンス。70年代のディスコダンスは、社交ダンスをベースにしているが、これはこれで興奮する。
70年代であっても、ブルックリンの労働者階級は将来に期待を持つことが出来ずに、無軌道な行動で憂さを晴らしている。トニーは、ダンスが得意だから、芸能界への道もあるんだろうけど、普通の若者は希望が持てない。地下鉄の落書きはひどいね。
時代が違うだからしょうがないんだけど、違和感を感じるシーンが多い。女性の扱いがひどいね。特にヤケクソになったアネットをトニーが止めずに放置したことには、嫌悪感を持ってしまった。
ダンスシーンはそれらを帳消しにするくらい面白いんだけど、やはり後味がよくない。
土曜の夜にサタデーナイトフィーバ
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