ザ・コマンド

劇場公開日:

解説

超高性能の暗号解読機をめぐって争う、仲間割れした元傭兵の二人の男を描くB級アクション。監督はスタントマン出身のラッセル・ソルバーグ。主演は「素顔のままで」のバート・レイノルズ。共演は「ショウ・ガール」のマット・バタグリア、「ライアー・ライアー」のクリスタ・アレンほか。

1996年製作/アメリカ
原題または英題:Raven
配給:日本スカイウェイ
劇場公開日:1997年4月5日

ストーリー

凄腕の傭兵チーム“レイヴン”のリーダー、ジェローム・カッツ(バート・レイノルズ)とマーティン・グラント(マット・バタグリア)は戦友同志だった。だが、ボスニアで、二人は奪った二つの超高性能の暗号解読機を雇い主に渡すか否かで争ったあげく、生き別れに。しばらく後。カリー(クリスタ・アレン)という美女と知り合い、彼女との結婚も決めて静かに暮らすマーティンの前に、再び暗雲が。マーティンが持つ解読機の片方を狙って、カッツと、“レイヴン”の黒幕だった上院議員ギリィ(リチャード・ガント)らの組織が暗躍をはじめたのだ。カッツは組織のメンバーを一人ずつ血祭りに挙げ、カリーが勤める連邦ビルを爆破。カリーが死んだとカッツに聞かされたマーティンは、復讐のためカッツと対決に挑む。カリーはカッツに捕えられていた。苦闘の末、カッツは組織の手に落ち、マーティンはカリーと逃亡。だが、二人がひそむ隠れ家に、カッツを連れたギリィが現れる。突然、カリーがマーティンに銃を向けた。実は彼女はギリィの手下だったのだ。ギリィはカッツとマーティンの始末を命じて、マーティンの解読機を奪って去る。残されたカッツとマーティンは敵を返り討ち。そしてマーティンが仕掛けた罠にはまり、ギリィとカリーは解読機にセットされた爆弾によって破滅した。

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