「イパネマの娘」ザ・グリード kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
イパネマの娘
巨大豪華客船だから高層ビル並のエレベーター。やっぱり定番の「イパネマの娘」がかかってるんだ。でも落下・・・最下層までいくと死体の山。グロ、グロ、グロのオンパレード!かなりのB級なのに、心臓がバクバクいいそうなくらい緊張する場面だ。
密輸した武器と客船を襲うグループ。それぞれの思惑はあるものの、今となっては敵は無気味な生物だけだ。客船のシステムを破壊したのは、なんと全財産をつぎ込んだという船主キャントン(アンソニー・ヒールド)だったけど、この際そんなことはどうだっていい。生きて帰れるかどうかが問題なのだ。そんな中でも「イパネマの娘」を口ずさんでしまう助手のパストゥーチ(オコナー)。「俺をエサにするんじゃねー!」などと名言も残すが、彼の恋人である東洋人レイラ(ウナ・デーモン)がよかったのにすぐ死んでしまうなんて・・・残念。
海洋もの映画では、これまた定番の素もぐりシーン。『ポセイドン・アドベンチャー』にそっくりでした。しかし、襲ってくるのは火災ではなく、ミミズの化け物。末端は触手を持ったミミズだったが、本体はタコ?『エイリアン4』のクイーンを思い起こさせる怪物だった。
脱出方法も見所のひとつだが、横付けした自分の船に積まれていたミサイルを沈没寸前の豪華客船に向けて発射して反動で逃げるというもの。南海の孤島にジェット・スキーで辿り着き、めでたくパストゥーチも泳いできたが、島には新たな怪物が・・・と、シュールな終わり方。満足いくパニック映画でした。
Kossyさん
勿論、ご覧になっていましたね。
「イパネマの娘」♪
良いですよね(´▽`)
有名映画のオマージュ的シーンもあったり
面白かったです。
ラストは、シュールでした(≧▽≦)