「極上のモンスター・パニック!」ザ・グリード しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
極上のモンスター・パニック!
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"日曜洋画劇場" で6回目の鑑賞。
いつの間にか「幻の映画」と呼ばれるようになってしまった極上モンスター・パニック。VFXをふんだんに駆使したオクタルスの描写が秀逸だ。至るところから触手が現れ、人間に襲い掛かるものだから恐ろしい。怪物の狩場と化した豪華客船内で繰り広げられる死闘にハラハラし、手に汗握りまくった。
「お次はなんだ?」が口癖の密輸船船長フィネガン、お調子者のパントゥーチ、女スリのトリリアン、傭兵隊長ハノーバー、豪華客船の船主キャントンなど、各々キャラが立ちまくり。
登場人物がほぼ犯罪者と云うのも異色で、彼らのやり取りとテンポの良い展開がクセになる。怪物と戦うのもただ向こうが襲い掛かって来るからで、終始自衛のためなのも面白い。
助かったと思いきや、流れ着いた島の奥深くで蠢く何か。フィネガンの「お次はなんだ?」で終わる見事なクリフハンガーぶりに続編を期待していたが製作されず、残念である。
[以降の鑑賞記録]
2009/07/22:水曜シアター9
※修正(2025/08/04)
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