「圧倒的な歌唱力とアルプス、オーストリアの映像の美しさ、子供達の魅力、そして母国愛と反ナチスの平和へのメッセージ」サウンド・オブ・ミュージック Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的な歌唱力とアルプス、オーストリアの映像の美しさ、子供達の魅力、そして母国愛と反ナチスの平和へのメッセージ
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最初、名画座であまり期待せずに見た。それだけに、感動させられた。それから複数回見てきている。
何と言っても、主演のジュリー・アンドリュースの歌唱力に圧倒された。
そして、後にJR東海のCMソングとして使われるMy favorite things、スタンダード曲となるDo-re-meやEdelweiss、The sound of music。初恋の想いを唄うSixteen going on seventeen等、オスカー・ハマースタイン2世とリチャード・ロジャースによる歌詞・曲に心が躍った。こうやって音楽は作ると話すアンドリュース、音楽に対して凄い自信とも思った。
そして、雄大なアルプス、オーストリアの美しい教会や風景を映す映像の美しさ、子供達による家族劇の楽しさ、ジュリーになついてからの子供達の素直さと可愛らしさ、そして母国愛と反ナチスの平和へのメッセージ、総合的にも大変に良く出来た映画である。
ロバート・ワイズ監督・製作による1965年公開の米国映画。
原作はハワード・リンゼイ ラッセル・クローズ、脚本はアーネスト・レーマン(ウエスト・サイド物語等)。撮影はテッド・マッコード(エデンの東)、編集はウィリアム・レイノルズ。
作詞はオスカー・ハマースタイン2世、作曲はリチャード・ロジャース(南太平洋等)、編曲はアーウィン・コスタル(メリー・ポピンズ等)。
出演は、ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー(トラップ大佐)、エリノア・パーカー(大佐の婚約者エリザ)、リチャード・ヘイドン(大佐の友人)、ペギー・ウッド(修道院長)。
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