「【”哀しき多重人格”1960年に今作を製作、公開したヒッチコック監督がロバート・ブロックの原作を映画化したサスペンススリラーの秀作。現代のサスペンススリラー映画に齎した影響は多大なる作品である。】」サイコ(1960) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”哀しき多重人格”1960年に今作を製作、公開したヒッチコック監督がロバート・ブロックの原作を映画化したサスペンススリラーの秀作。現代のサスペンススリラー映画に齎した影響は多大なる作品である。】
■最愛のトムと一緒になるために会社の金を横領してしまったマリオン(ジャネット・リー)。
彼の下へ車を走らせる途中、彼女は廃れたモーテルに宿泊することに。
人の良さそうな管理人ノーマン(アンソニー・パーキンス)に空腹を伝えると、親切な彼は自宅の夕食に招待してくれる。
しかし、その家には年老いた“母”がいて…。
◆感想<Caution! 内容に触れています、>
・久方ぶりに鑑賞したが、矢張り面白い作品である。
観る側をミスリードする序盤から、ノーマンの真実の姿が、露わになって行く過程。
・ノーマンが”母は精神をやられていまして・・”と爽やかに言う表情。
ー 怖いなあ、何度観ても怖いぞ。-
<モーテルの裏に建つ怪しげな建物も印象的な、激烈な作品である。>
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