サーカス(1928)のレビュー・感想・評価
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0089 ビバチャップリン
1975年公開
東宝東和がビバチャップリンとして1972年から
1975年まで9作を配給。
「モダンタイムズ」や「独裁者」は通して
観てないくせに本作は試写会が当たったので
(何故応募したのかも覚えていない)
唯一のチャップリン映画。
サーカスの綱渡りは自身が演じたそうで
コメディアンとしての誇りが見えますね。
また笑いを誘うおサルとの戯れも本当に
噛まれているそうでコメディの真髄を見せつけ
られました。
80点
初鑑賞 1975年6月13日 毎日ホール
【チャップリンの一級品のスラップスティックコメディ。男が、愛する人のために命を懸けて頑張り、潔く身を引くところも良い。】
■失業中の男(チャップリン)はある日、スリと間違われて警官に追われ、サーカス団に迷い込む。
警官との追いかけっこがサーカスのお客に大受けして、そこで人気の道化となる。
ブランコ乗りの少女マーナに恋をしたチャーリーは、少女の気を引こうと危険な綱渡りに挑戦する。
◆感想
・資料によると、サーカスを舞台にした、命懸けのギャグは全てスタント、特撮なしだそうである。吃驚。
・チャップリンの名人芸の真髄を堪能。愛する少女のために奮闘し、潔く身を引くチャーリーのほろ苦い哀愁も良いのだなあ。
チャップリン的
黄金狂やキッドと同様に、初期長編はチャップリンのチャップリンであるが故のエッセンスが詰まっています。
全編70分徹頭徹尾ギャグの連続に圧倒されます。
ラストも少しひねってて寅さん的で泣きそうになります。
爆笑からの切なさ
道化師のようなチャップリンとサーカスの相性は抜群。
綱渡での身体能力の高さにびっくり。
お金はないが、直向きな愛で最後はハッピーエンドを迎えると思っていたから、まさかの切ないラストに衝撃を受けた。
素晴らしい!
警官に追われながら人形に化けるところや、綱渡りで猿にからまれるところは大いに笑った。チャップリン初期の集大成とも言えるほど笑いのエッセンスが詰まった作品だ。ラストシーンでの彼の背中には驚くべきほどの哀愁が漂っているところが印象的であり、このシーンだけでも観る価値があるだろう。
演技が
いやぁ、チャップリンは偉大ですね。
素晴らしいパントマイム。
白黒で無声ですが、今なお色褪せず
面白いんですよね。
そして最後、涙なしでは見られないです。
動きだけでここまで感情を動かされる作品はそうそうないですよ。
目を疑うほどの体当たり演技
単純に面白く、泣ける話。
無声映画の王道です。
チャップリン本人が演じるサーカスの
シーンはどきどきはらはら。
とにかくすごい!
他にも名作あるけど、チャップリン映画では
これがイチオシです。
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