殺しの許可証

劇場公開日:

解説

罪もない人々すらも捲き込む非情なスパイ世界を描いていく。製作総指揮はロバート・ユングブラスとハインツ・ラゼク、製作はポール・ミルズ、監督はシリル・フランケル、脚本・原作はロビン・エストリッジ、撮影はフレデリック・A・ヤング、音楽はリチャード・ロドニー・ベネットが各々担当。出演はダーク・ボガード、エヴァ・ガードナー、ティモシー・ダルトンなど。

1976年製作/93分/オーストリア
原題または英題:Permission to Kill
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1976年12月

ストーリー

アレクサンダー(ベキム・フェーミュ)は、人間は自由の為に片時も闘わねばならないという信念を持った反政府指導者。国外生活を経て、祖国に帰り自由の為に闘おうとしている。この計画をつぶす命令を受けたカーチス(ダーク・ボガード)は、英国諜報員だった。アレクサンダーの弱点に関係をもつ五人を彼の近くに住まわせ、卑劣な策謀を巡らすカーチス。アレクサンダーの昔の恋人カティナ(エヴァ・ガードナー)と彼との子フランソワ(O・ショット)、アレクサンダーの遠縁で彼の命の恩人でもあるスコット(フレデリック・フォレスト)、アレクサンダーが追放された時金を貸したロード(ティモシー・ダルトン)、そして先の四人が失敗した時の最後の手段はアナキストで魅惑的な娘メリッサ(ニコール・カルファン)の五人だ。アレクサンダーに近づく彼らだが、やがて、カーチスの意図をさっしはじめる。まず最初に気づいたロードがカーチスに殺される。そしてついにアレキサンダーはリモコン爆弾で爆死させられた。犯人はほかならぬカーチス自身であり、変心したメリッサすらカーチスに裏切ったため、殺されてしまう。非情なスパイの世界であった。

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