コピーキャットのレビュー・感想・評価
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教室いっぱいの受講者
犯罪心理学者の講演がだいぶ人気のようだ。
赤い髪にトラウマがあるようだ。
護衛の警官がお粗末でトラウマになる事件に遭遇。
しかし、この映画の制服警官も刑事もポンコツが多すぎる。
異常者の罠にはまるわ、警察署内で拳銃を盗られるわ。
はじめの事件が最後の事件につながるパターンでした。
要素詰め込み過ぎの感あり
主犯が犯行を始めたタイミングや、過去のシリアルキラーの手口を仔細に再現する理由がいまいちはっきりせず…犯行予告はPC使ったり独自に工夫しているだけに尚更。カラムが複数人のファンを抱えるほどの犯行をしたのかも、冒頭に博士と警官を襲ったシーンからは伝わらず。主人公側のキャラクター二人が相次いで命を落とすシーンもかなり唐突感あり。刑事達の恋愛関係を匂わすプロットの必要性も疑問。ハリーコニックJrの目つきが良かった。
サイコパス・サスペンス
これまでのサイコパス殺人事件をコピーして、殺人を繰り返す事件が発生。その犯人のターゲットとなる心理学者との息詰まるサスペンス。
心理学者を演じるのが、エイリアンで一躍トップスターに躍り出て以来、一線で君臨し続けているシガニー・ウィバー。彼女ほど、危機一髪の状況が、リアルに似合う女優はいないかも…(笑)本作でも、鼻血を流しながらサイコパスと対峙し、正に危機の連続。
サイコパスというのは、常識には疎いが、なかなか頭の回転も良く、尻尾を掴ませないで、警察の捜査を撹乱する事が多い。トイレで彼女を襲い、女刑事が辿り着いたシーンは、よくあるパターンだが、騙された(笑)
また、シガニーの赤い服が、白いトイレの中で際立ち、血液とのイメージも加わり、色彩的な恐怖を演出していた。
しかし、その上を行く、シガニーがとった最後の行動は、予想外だった。サイコパス・サスペンスとしては、よく練られた作品だと思うが、もう少し、犯人像を最後まで隠しておきたかったかな。
犯人像に矛盾
シリアルキラーに殺されかけたことのある犯罪心理学者と市警警察官が、過去の殺人を模倣するシリアルキラーと対決する物語。
シリアルキラーが登場するサイコサスペンスです。「過去の連続殺人犯人達の手法を真似るコピーキャット」という設定は斬新で興味深く感じます。
ただ、その折角の設定(犯人像)がブレているように感じられたのは、とても残念。
複数のシリアルキラーを模倣する犯人なら、犯罪心理学者に執着することは矛盾です。
犯罪心理学者への執着を優先するなら、彼女に危害を及ぼしたシリアルキラーのみへの執着・模倣にした方が説得力が大きく増したように思います。
コピーキャットの方を活かすのであれば、最終的に犯罪心理学者を標的にするにせよ、別ルートを辿るべきでした。
簡単に殺人がなされ過ぎていることもマイナス。シリアルキラーと言われてはそれまでですが、同じようなシーンを幾つも見せられたらゲンナリしてしまいます。
不快に感じたり、見ること自体を苦痛に感じるレベルではありませんが、映画としての完成度は低いと感じた1作でした。
BSテレ東吹替版鑑賞。カットしまくってるなぁ、頭いい人なら分かるの...
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