コップランドのレビュー・感想・評価
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日本の刑事ものサスペンスと大きく異なる(であろう)ラスト
バン!バン!バン!
なんでもコレで解決。
ラストはほんと一瞬で終わりました。
刀と弓と数量の種子島(火縄銃)で戦う七人の侍と
銃がほとんどの荒野の七人のように、
相手を倒す速度が違います。やはり銃は速い…。
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個人的に映画の見どころは、
警官王国の悪事を暴くことよりも
主人公のキャラクターやロマンス、難聴の設定もいいのすが、
一般人に擬態する
粒揃いの名俳優・スターたちの姿に目が行きました。
視線だけで射抜くような眼差しも、
かっこいい体型も、
ギラギラしたオーラもほとんど無く、
(とはいえ、時々いつもの
アクションスターや悪のボス的な表情が
垣間見えますが…)
のどかな町の人間を、見事に彼らは演じられています、逆にその完璧さが凄すぎて怖かったです…笑
一般人扮する巨匠たちの演技が観てみたい方に
オススメです。
難しくてようわからん
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悪い警察官が自分の身内の罪を裏工作で隠そうとする。
でも結局その身内を殺そうとしたりする。
保安官スタローンがその罪を暴く。
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いつも書くけど、細菌を撲滅させながらじゃ分からん映画は面倒。
説明が少ないのと吹き替えの滑舌が悪いのとで何が何やらようわからんかった。
演技派にイメチェン?
NJ州ギャリソンのコップランドはフィクションだが脚本・監督のマンゴールドさんは実際にNY市警の関係者が多く住む町ウォーリーハイツ(NY州ワシントンビル)で育ったそうで、経験にインスパイアされていると語っています。警察の腐敗は映画では定番ですし実際にNY市警の不祥事は呆れるほど、未だに実態は隠されたままのようです。そんな観点でみれば社会派ドラマなのでしょう。
スタローンといえばランボーやロッキーなどタフなヒーロー、カリスマ性が持ち味ですが本作では冒頭からイメチェンです、バーでコインゲームにうつつをぬかし小銭をパーキングマシンからくすねるし酔っぱらい運転で事故、それもなんとパトカーでしたから自堕落警官役かと面食らいました。
警官ではなく保安官、NY市警の住民から見れば格下なので半人前に扱われっぱなし。
映画はそんなしがない保安官の葛藤と覚醒をじっくりと描いていきます。
名優デニーロが警官の不正を質す内務調査官として登場してきたので思わず拍手、このコンビで悪徳警官に立ち向かうのだと身を乗り出したが市長の横槍でデニーロもただの役人、スタローンも肝心の生き証人をなんなく奪われる、なんでしょうこの気の揉ませ方、結末はまあまあなので良しとしますがカタルシスは今一つ。
見どころは一味違ったスタローンなのでしょうかね、この役の為に18Kg太ったとか、シリアスからコメディまで何でもこなす役者馬鹿のデニーロさんの真似をしなくとも味のある名優であることは確かなのですからイメチェンもほどほどにしておいて欲しいと勝手に願ってしまいました。
「だんだんこの町が好きじゃなくなってきた」
レイ・リオッタが何だかんだ味方でよかったし♪ ハーヴェイ・カイテルの見下した台詞にはムカつきましたね~、「ゴミの不法投棄だ」「ああ、凶悪だな」バカにしてるわ~、助けた女性も人の妻になっちゃったし、スタローンが気の毒だ・・最後まで正義を貫いてよかった!
スタローンが渋い
スタローンがロッキーみたいに朴訥とした役で、悲しみが滲み出しているような感じがとてもよかった。クライマックスの音のないところも斬新でかっこよかった。午後のロードショーで見たのだが、映画館で見るべき作品で、もったいなかった。
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