ゴッドファーザーPARTIIIのレビュー・感想・評価
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コッポラの娘が卑しく感じて共感できない!
コッポラの娘が卑しく感じて共感できない。3部作では最低評価!今まで殺してきたその因果応報。
自分の娘が殺され、泣き叫ぶシーンに、じゃあ、お前の殺してきた多くの被害者の肉親の悲しみはどうなるの?とつっこみたくなる。
名作なので何とか
1は普通に面白く、2はわからなくて途中で挫折し、しばらく敬遠してからの3。
登場人物が多くて全然入ってこなかったけど、惰性で何とか最後まで観た。
シリーズを繰り返し観て、内容ばっちりなら多分楽しいんだろうな。
映像的にも素晴らしいと思った。
ただ、内容は本当によくわからなかった。
評価:3.0
アンディ•ガルシアがいい
1と2に劣らず素晴らしい内容だった。貫禄たっぷりのマイケルもよかったけど、ヴィンセント役のアンディ•ガルシアがいい味を付け加えていた。登場人物が沢山いてバチカンとの関係とかお金の動きとか途中から何がどうなってるのかよく分からなくなったけど、、、。最後のオペラのシーンは鳥肌ぞくぞくもの。マイケルの悲痛の叫びが忘れられない。
強いて言うならメアリー役のソフィア•コッポラの演技が少々ぎこちなかったかも、、。
壮大なシリーズの完結。
重厚なマフィア映画遂に完結。
今後このシリーズを越えるマフィア映画は出てこないじゃろーね。
アンディガルシアはアンタッチャブル以来だったが良かったわ~。
そしてやっぱりアル・パチーノですわ。シリーズを通して素晴らしかったですわ。
この三作目はシリーズの中ではイマイチだったけど、やっぱりこの完結編あってのゴッドファーザー だと思う。
父の作った組織を守る為に合理的かつ冷徹に戦ったマイケルが最後は孤独になる。
良くある話だけど、ホントに良く出来てたし、見ごたえ充分でした。
マフィア映画だけどシリーズを通じて気品と格調のある作品だった。
終わった…
みたび、ゴッドファーザーの絶頂から始まるオープニング。ヤクザな稼業の全てを仲間(と言っても他人)に任せ、ローマ法王庁に6億ドル!を融資した見返りに、法王庁が運営に深く関与する名門会社の株を取得し、真っ当な実業家の道を歩み出す。
…などと、都合よく話が進むはずもなく、他のファミリーばかりか法王庁内部の勢力からもさまざまな妨害にあう。枢機卿に懺悔し生まれ変わった気持ちになった主人公だが、周囲の動きはいやがおうにもきな臭く、結局、殺し合いが続く。
なんともやり切れない展開だが、158分(今回の再編集で4分短くなったらしい)は、異様な緊張感を伴いながら過ぎてゆく。この緊張感は、副題を「マイケル・コルレオーネの死」としたことが成功していると思う。(初上映の際には、パラマウント側が却下したと聞くが、今回のデジタルリマスターでは、副題としてちゃんと入ってるね)
観た後で知ったのだが、バチカンにおける金融スキャンダル、ヨハネ・パウロ1世の就任わずかでの不審死(1978年)、ロベルト・カルヴィ暗殺事件(1982年)は全て実在の事件なのね。なんか、史実はこの映画の通りかと信じ込んじゃうよね。すごい作り。実際に、バチカンとイタリア政財界、マフィアの3者の癒着は強烈にあったんだろうな。そうとは知らず、裏街道でない道を求めてそこに行き着いてしまった主人公。ヨーロッパのコングロマリット、そこまで手をつけたファミリーはいない、という主人公の自負をかんがえると、悲劇ではあるが、自業自得としか言えない。
栄華を象徴する "パーティーの華やかさ" は、三部作に貫かれ、今回もそれは見事。その中で主人公が語る「一番の宝は富ではなく、子供だ」というセリフも、終わってみれば、終盤の悲劇の前振りになっていたのか… さらに今回はラストのオペラシーンもある。ただ、オペラシーンは、緊張感ピークの中で過ぎていくから、その豪華さに俺が注目している余裕がない。
「命を狙われたら、子は親を守る。妻や子も守る。だが君は去って行った。何のための闘いだったのか」 たしかに、Ⅲ は、Ⅰ やⅡ と雰囲気がやや異なり、栄華の中でも上のセリフが延々と語られ続ける感じ。だから、三部作の中で人気が若干低いのかな。とはいえ、こういう〆にしたことが、この三部作を名作として世に残したことも確かだと思う。クライムムービーの正しいエンディングだ。シチリアに始まり、シチリアで終わる。
いや、面白かった。ありがとう、ゴッドファーザー。ありがとう、3週連続上映してくれた目黒シネマ。三部作として一気見できたのが、非常によかった。このⅢ だけを単独で観たら、もう少し冷たい評価になってしまったかもしれない。三部作のⅢ として、すごくよい出来と思う。
おまけ
主人公の死は、心の死だったんだね。
おまけ2
Ⅱ から16年後の公開だったのか。そりゃアルパチーノも年齢相応になるわな。というか、その時期まで待って作ったのかな?
マフィア映画の罪禍と落とし前
「ゴッドファーザーは1と2だけ見ればいいよ」などと吹聴してきた奴が過去にいたのだが、お前みたいな奴はもう映画を見るなよと憤ってしまいたくなってしまった。それほどの傑作であり、欠かすことのできない画竜点睛だったと思う。
ひとたびその闇に飲み込まれてしまった者は、いかなる手段を講じようとそこから逃れ出ることはできないのだというマフィアの運命性が神話的色調の中で丁寧に雄大に歌い上げられる。
『仁義なき戦い』の脚本家として有名な笠原和夫も確か同じようなことを言っていたが、マフィア映画やヤクザ映画というのは破滅することにこそ美学がある。そしてそれはもっぱら「主人公の死」によって表現される。『暗黒街の顔役』も『スカーフェイス』も『昭和残侠伝』も『ソナチネ』も全部そうだ。
しかし一方で本作のマイケルには死すら与えられない。死という唯一の美さえも彫琢してもらえぬまま、ひたすら引き伸ばされた空白の人生を虚ろに漂い続ける。
敵や上司、果ては兄や妻に至るまで、常に他者を蔑ろにし続けてきたマイケルにはこのような最期が相応しいし、彼自身もそれを甘んじて受け入れているのではないかと思う。またそのような彼の自罰意識は、作品全体に漂うカトリック的世界観とも合致している。
マフィア映画やヤクザ映画が「死」を描写することによって都合良く逃れてきた罪禍を、神経症的なまでに抱え込み続けることによって本当の「落とし前」をつけた映画が本作だといえる。
マイケルの悲哀とビンセント。。!
リバイバル上映で3部作ラストも見届けました!!
マイケルが年老いて、代わりに成長した兄の息子をアンディ・ガルシアが演じてまたも世代交代。。
最後、まさか彼以外に、亡くなるなんて全然予想していなかった娘が亡くなってしまうとは。。。(泣)
マイケルの悲哀がひしひしと伝わってきました。
実際の年月が流れていた3部作を毎週映画館の大画面で見ることが出来て良かったです。
アル・パチーノもアンディ・ガルシアもカッコ良かったーーー!!!
圧巻のオペラシーン
前2作に比べると全体的な印象は薄いものの、ラストのオペラシーンはこの三部作の中で最高のクライマックスだ。
敵はアル・パチーノを狙ってくるとは思っていたが、中盤でアル・パチーノが自分の後のドンになるべきアンディ・ガルシアに言った言葉「敵はいつも愛するものを狙ってくる」が頭をよぎり、もしかしたらオペラ歌手の息子が撃たれるのではないかと。
結局狙われたのはアル・パチーノであったが、結果的に撃たれたのは娘であったので、上記の言葉通りになってしまった。
オペラ劇場の前の階段のシーン、彼女を愛する3人、父のアル・パチーノ、母のダイアン・キートン、恋人のアンディ・ガルシアの3人の泣き叫ぶシーンは感動的である。その中でもアル・パチーノの口を大きく開けた慟哭の演技(半分声がでない)は驚嘆に値するほど素晴らしかった。このシーンだけでも十分見る価値のある映画だった。
そして最後に、アル・パチーノは敵に殺されるのではなく、誰も看取られることなく孤独に死んでいく(娘が殺されるところから晩年の彼が亡くなるまで音楽が続いていて、その中間に彼が愛した娘や妻と踊った回想シーンが流れる、多分娘を失ってからは生きる屍のようにずっと思い出の中で生きていたのかもしれない)。なんとも切なく、ある意味、三部作の完結編にふさわしいエンディングだったのかもしれない。なお、後で調べて分かったのだが、その音楽とは彼の息子があの劇場で演じた《カヴァレリア・ルスティカーナ》の間奏曲だった。
前2作と同様に傑作であるに違いない作品であった。
通して観るといいね
あれから20年経ったか。裏の仕事は人手に任せて、表向きは経営者。協会貢献や慈善事業、愛する娘を代表に据えて、地位も名誉も確保したはず。ただ、妻と息子は離れたまま。家族のためにと思いながら、真に幸福な人生は送れなかったということか。
ヴィンセントには、ソニーの面影が重なり、ハラハラするが、後半の重い演技は支配者然。このプロセスは、マイケルの人生にも重なる。
ラストのマイケルの絶叫、喧騒と混乱からフェイドアウトして静寂。マイケルの死といった展開は、このシリーズの終焉にピッタリ。
終焉の地は、先祖の故郷シチリア。束の間の故郷の幸せ、離れた妻が合流し、シチリアでの息子の初舞台が「カヴァレリア・ルスティカーナ」。結局、血と地を感じさせる舞台設定ではあった。
ソフィアコッポラ…(笑) そしてカンノーロというお菓子
まあ最終章でもありそこそこ…ソフィアコッポラの七光りが凄い(笑) パート3と言えばお菓子のカンノーロが一番印象に残る。 毒味すら美味しそうだ。本場のカンノーロぜひ食べてみたい。
甥の体毛がすごい。
10年以上経ってからの最終章。銀行、企業もまぁまぁ腐ってるのに悪の部分を全てマフィアに押し付ける。これは『ヤクザと家族』にも元々のキャストが全員歳をとっていることにこの話の共通することかと。深みをプラスさせている。
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ラスト30分のオペラシーンがこのゴッドファーザーの集大成。色んなことが裏で画策されていて、30分なにか起こりそうでなかなか起こらない。ただただ目が離せなかった。今までマイケルがやってきたことのツケは必ず払わなければいけない。
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Part1、Part2と比べるとやや見劣りする気がした。登場人物が...
Part1、Part2と比べるとやや見劣りする気がした。登場人物が多いせいか中盤で話がよく分からなくなってきちゃった。まあ、筋は追えてなくてもマイケルの人生の悲哀は充分に伝わるので。。すごくスパンの長い3部作で、なんかお話だけでなく俳優さん達の人生までも刻んでるよなーと思う。
久しぶりだが、初めて見たかのように良かった
家族を守ることがイタリア移民からアメリカに渡った家族の形としてのアメリカマフィアであるゴッドファーザー。最後はハラハラしながら、あっという間の悲しい展開。アルパチーノもアンディガルシア、ソフィアコッポラも素晴らしい演技だった。
繰り返される歴史と孤独
第一作と同じように進む構成が、歴史を繰り返してるようで、展開がわかっても、つらかったー。
なんて、壮大な三部作。凄かった。ただファミリーを守りたかった男の人生を堪能することができました。どうしたって、自身の選択の結果から、抜け出せなくて、苦しかった。
70点
映画評価:70点
この数日で三部作全てを観終えました
たて続けに観ると、やっぱり超名作なんだな~と
感動しました
この3作目は
ゴッドファーザー初見の私の中で
一番見易く、一番分かりやすかった
1人の男の一生を見させて頂きました
悪の道を進まないはずだった男が
家族のために立ち上がり、戦って
結果、守りたいもの全てを失って
悪の道からも抜け出せなくて
何とも切なくなる話しだ
気になる点としては
マイケルの娘が主役なのか?と思うくらい
目立っていたので何とも
とても素晴らしい作品でした
男の孤独な末路
個人的にはドン・トマシーノの亡骸に対し、何故あなたのように人に好かれないのか?と問いかけるシーンが印象的だった。父親に対しても感じてたんだろうなと。これまでに弱音なんて口になんてしなかったのに、年老いたなぁマイケルと思った。
懺悔のシーンなんかもそうだが、言葉で心情を表現するのが多い気がした。前作みたいに、孤独感、虚しさだったり表情で表すシーンがもう少しあればなと思った。
後、これまでの作品と比べ老年期の話だからか複雑な人間模様は描かれておらず、ちょっと物足りないなぁと感じた。
ただ、愛した者を全て失うラストはやりきれない思いになり、マイケルと同じ虚無感に苛まれた。
全57件中、1~20件目を表示