「何もかもがゴージャス、50年経っても色褪せない家族の愛と絆を描いた名作中の名作」ゴッドファーザー Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
何もかもがゴージャス、50年経っても色褪せない家族の愛と絆を描いた名作中の名作
何度観ても惚れ惚れする重厚な映像美とカメラワーク、観るたびに発見がある秀逸な脚本と演出、アンサンブルキャストのベストアクト、とどこをとってもゴージャス、本当に素晴らしい作品だと思います
そんな世紀の大傑作を生み出したフランシス・フォード・コッポラ監督、本作の演出のスタートはいつでも交代させられる様な不遇の待遇だったそうですが撮られたラッシュを観たスタジオの重役達が確かな手応えを感じ、以降は絶大な信頼をされ進められたらしいです
主役のドン・コルレオーネを演じるマーロン・ブランドさんとその三男マイケルを演じるアル・パチーノさんの演技が圧倒的、その他のキャストも今となっては多くの名優が出ており、皆さん最上級の演技を魅せています
オープニングから娘の結婚式パーティーで始まり、全編を通して何度も印象的に出てくる個人的に大好きなマフィア映画での食事のシーン、マーティン・スコセッシ監督作品のマフィアものもそうですが、イタリア・シチリアの人達がいかに“食事とファミリー”を大切に重んじるかがよくわかります
観る年齢や立場で全く違って見える世界を代表する名画中の名画、何度観ても心に染みわたります
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