「素晴らしく美しい」ゴダールのマリア どんぐりさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしく美しい
本当に美しい撮影なので、ただただ目に栄養を与えるべく見続けていたいのだが、つい、何を言っているのかも気になって字幕を追ってしまう。そしてセリフの理解がいまいち追いつかないものだから気が散ってしまう。いっそのこと吹き替えで見たい。生々しい女性の部分があけすけに描写されて、大スクリーンで見ると心底圧倒された。
冒頭の短編「マリアの本」は何度見ても、主人公が喋り、動き、踊る全てのシーンが素晴らしくて新鮮な気持ちになる。そしてお母ちゃんが美しい。父親はクズ男。
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