「【”その愚かしき町を赤く塗れ!”荒野から現れたストレンジャーが、自分達の利に固執するが故、正義の保安官を死に至るまで鞭打った町民及びならず者に対する強烈な復讐劇を描いた異色の西部劇】」荒野のストレンジャー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”その愚かしき町を赤く塗れ!”荒野から現れたストレンジャーが、自分達の利に固執するが故、正義の保安官を死に至るまで鞭打った町民及びならず者に対する強烈な復讐劇を描いた異色の西部劇】
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ー 今作でクリント・イーストウッドが演じたストレンジャーは、町の人達に対しても、彼らに雇われたならず者に対しても、容赦がない。「ペイルライダー」の牧師とは大違いである。
だが、観ているとその理由が徐々に明らかになって来るのである。-
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・ストレンジャーは、鉱山の町、ラーゴの採掘場が国有地である事を知った保安官、ジム・ダンカンの関係者であろう。弟か、兄か、ダンカンの亡霊か・・。
ー ストレンジャーの夢に出てくる町の人達から死するまで鞭打たれるジム・ダンカン保安官。
だが、物語としてはこの辺りの描き方が粗い。-
・ストレンジャーは、町の人達には”全ての建物を赤く塗れ!特に教会だ。”と無茶な要求を次々にし、刑務所から出て来たステイシー達ならず者を容赦なく殺し、彼が保安官に任命したモルデカイがジム・ダンカン保安官の墓標が立った事を見てラーゴを去るのである。
モルデカイが”アンタの名前は何て言うんだい。”と聞いた事に対し応えた言葉”もう、しっているだろう”
<今作は、勧善懲悪の物語ではあるが、異色の西部劇である。>
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