「一番好きな西部劇」荒野の七人 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
一番好きな西部劇
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総合85点 ( ストーリー:85点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
今まで見た中で最も良い西部劇。『7人の侍』のことなど知らない子供のころに観たのが最初だった。
指導力を発揮し義に厚いユル・ブリナーが恰好よかったし、子供の面倒をみるブロンソンとナイフ投げのコバーンも印象に残った。最後の「アディオス」を言って別れていく場面は寂しさがありつつも一緒に戦った仲間の幸せを願う気持ちも現れていて余韻が残り、美しく締めくくってくれていた。
この結末は、村との繋がりが切れて死人を残して去っていく荒涼感が強い『7人の侍』よりも個人的には好き。最初の戦いで多数を相手にして無傷であっさりと勝ってしまうのは変だったりするが、全体としての物語の流れは気に入っている。
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