交渉人のレビュー・感想・評価
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見逃せない緊張感あり
次々と展開する立てこもりと、交渉人同士の頭脳戦。強行突破しようとする警察・FBI。ライフルにヘリからの攻撃も加わり一瞬も見逃せない。よくできた映画だった。ビルのセットやビル周辺のシーンとか臨場感あってよかった。
残念なのは、犯人がイマイチ。動機もよくわからないし、最初から怪しさ満点だったので、さらに一ひねりあったら文句なし。ついでに、前日まであれほど仲良しだった仲間をこれほど強硬に否定できるのか? 余りに極端でちょっと違和感あった。
ケビン・スペイシーが颯爽としていかした役。強行を主張するデヴィッド・モース隊長が実はいい奴だったというのも予想外。
そして、ブラウン管デスクトップとフロッピー、この時代を懐かしむ。
二人の交渉人の攻防は、一見の価値があります。
罠による同僚殺人の汚名を晴らすべくビルに籠城した市警交渉人と、交渉に駆り出された別地区の交渉人の攻防を描く物語。
名優サミュエル・L・ジャクソンとケビン・スペイシーの攻防が見どころのサスペンス映画です。
籠城の攻防と、同僚殺人の犯人捜し。二つの主題を上手に織り交ぜながら進めるストーリー展開は見事で、2時間を超える上映時間もまったく気になりませんでした。
籠城戦には、交渉術がふんだんに使われ、狙撃等も含めて緊迫感を醸し出します。
やや籠城になるまでの展開が無理やりだったのが残念なところ。
また犯人特定については、少し雑に感じたのもマイナスでした。
幾つか気になる点もありましたが、それでも、十分に楽しめるサスペンス映画だったと思います。
どこまでも真っ直ぐな駆け引き
交渉人・濡れ衣
テレビ大阪での放送で2回目の鑑賞。
交渉人同士、両者一歩も譲らぬ駆け引きに痺れました。互いに手の内を知っているからこその緊迫感。濡れ衣を晴らすための戦いに手に汗握りました。犯人予想は大ハズレ(笑)。
[余談]
レビュータイトルを、五十嵐貴久「交渉人」シリーズのタイトル風にしてみた。このシリーズの1作目は、本作へのオマージュが捧げられていたような気がします。
※修正(2023/12/24)
スペイシーが良かった頃
役者魂溢れる中年男優ばかりを揃えた映画です(何故若い警官がいない?)。交渉人でありながら熱くなるジャクソンと冷静沈着を保つスペイシー、更にどうしても撃てないとあきらめるSWAT隊員。警察の同僚が皆真犯人のような錯覚を起こしそうだ。
スペイシーが言っていた「シェーン」では最後に主人公が死んでるという話は本当なのか?気になるところだ。西部劇の伏線が効いてるなぁ。スペイシーかっこいいし・・・
プロの交渉人同士のシビれる駆け引き
前半から中盤にかけては、プロの交渉人同士の緊張感ある駆け引きが展開されてよかった。犯人のダニーもプロなので、お互い手の内分かった上でのハイレベルな駆け引き。シビレました!いろんな邪魔(主に署長とベック隊長 笑)が入って思うように進めれないクリス。怒りを露わにするシーンもあったけど、「分かるよー、気持ち分かるよー、クリスー」と終始共感しておりました。
後半の黒幕を特定する展開はちょっと盛り下がったかな。ダニーとクリスで黒幕にたどり着いたわけじゃなく、黒幕側からの登場・・。しかも、伏線とかがあったわけじゃなく、唐突に登場だったから、軽く驚いたけど、そんなにインパクトはなかったかな。
個人的に、最後の隊長の「死ぬなんて甘いぞ」とひと言はよかった。実に共感できた。邪魔し役でいけ好かないと思ってたけど、このひと言で評価アップでした 笑
DVD200円ゲットシリーズ。見応えあり。 サミュエル・L・ジャク...
スペイシー好きだったのにな・篇で。
この映画いいですよね。 欲を云えば、解決までのしかけが安易だったかなとは思いますが、この安易な展開をうまくカバーできてたのは なんといっても脚本と演出がよかったからかなと思います。 交渉人同士の演技合戦がミモノで このふたりもいんですが、脇を固めてる人たちが大変よろしい、かっこいい。
目を離すとすぐ突撃したがるデヴィッド・モース、どんなときも悪い顔を崩さないJT・ウォルシュ、夫への強烈な接吻責めが生々しいレジーナ・テイラー(※誉めてます)
個人的に狙撃隊のマイケル・カドリッツが◎。 この人が警察チームで最初に主人公を助けたんですよね、いいぞ、その感覚。
それにしてもスペイシー、もうホント残念。 好きな役者だったんですよね、ピエール瀧と並んで喪失感大ですよもう。
顔が好きなんですけど、でもいつも思うのが目の下?鼻の横?からほうれい線にかけての なんかササミ肉を貼り付けた感じのぷっくりした膨らみが気になってしまって。。 なに、あそこにヒアルロンとか生理食塩水とか入れちゃったとか? 宍戸錠みたいに渋さを出してみたけど裏目にでたとか? いや自分 誉めてるんですよ。
そしてもひとつ、意外と声高いんすねスペイシー。 あ、サミュエル・L・ジャクソン放ったらかしててごめんなさい。
ネゴシエイションという専門
交渉人サミュエルvs交渉人スペイシー!
思い出しレビュー43本目。
『交渉人』
シカゴ警察東分署の人質交渉人ダニーは、ある日突然、殺人と横領の嫌疑をかけられる。自ら無罪を証明するべく立て籠り、自分の交渉相手として、西分署の人質交渉人クリスを指名する…。
交渉人サミュエル・L・ジャクソンvs交渉人ケヴィン・スペイシー!
二人の熱演、緊迫の展開から目が離せない、極上のサスペンス!
二人の演技合戦がまず素晴らしい!
交渉人としての立場なのでやり取りはほぼ無線を介してなのだが、あたかもガッツリ顔を合わせて共演してるかのよう。
堂々たる演技、存在感!
また、デヴィッド・モース、J・T・ウォルシュ、ポール・ジアマッティら脇を固める通なキャスティングも印象的。
一触即発の交渉劇が繰り広げられる中、徐々に見えてくる陰謀の真相。警察の腐敗。
話も抜群に面白い。
アクション・シーンもふんだんに。
交渉術や嘘の見破り方なども興味深い。
こういう熱演×ストーリーの極上のサスペンスをまた見たいね。
スペイシー演じるクリスが、家族の説得に四苦八苦するのが何ともユニーク。
プロの交渉術も立て籠り犯には通用しても、家族には通用しない…?
緊迫感と頭脳戦
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