「交渉テクを観たかった」交渉人 まるさんの映画レビュー(感想・評価)
交渉テクを観たかった
クリックして本文を読む
どこか冷めている役どころの多いスペイシーが熱い男を演じているのが興味深い。
何やらせても上手いんだなと改めて思う。
ストーリーは単純でさほどひねりはない。交渉が始まるとすぐ銃撃戦が始まる、の繰り返しで非常に動的。期待していた知的なやりとりはほとんどない。この時点で犯人一味は想像つく。
名優2人の力もあり王道的な娯楽作品には仕上がっているのだけれどいまひとつな印象なのは、交渉人という題名から連想する静的知的作業が見られないゆえと、ラスボスはどの登場人物にも設定できたよね、という取ってつけた感が否めないゆえか。
コメントする