「交渉人サミュエルvs交渉人スペイシー!」交渉人 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
交渉人サミュエルvs交渉人スペイシー!
思い出しレビュー43本目。
『交渉人』
シカゴ警察東分署の人質交渉人ダニーは、ある日突然、殺人と横領の嫌疑をかけられる。自ら無罪を証明するべく立て籠り、自分の交渉相手として、西分署の人質交渉人クリスを指名する…。
交渉人サミュエル・L・ジャクソンvs交渉人ケヴィン・スペイシー!
二人の熱演、緊迫の展開から目が離せない、極上のサスペンス!
二人の演技合戦がまず素晴らしい!
交渉人としての立場なのでやり取りはほぼ無線を介してなのだが、あたかもガッツリ顔を合わせて共演してるかのよう。
堂々たる演技、存在感!
また、デヴィッド・モース、J・T・ウォルシュ、ポール・ジアマッティら脇を固める通なキャスティングも印象的。
一触即発の交渉劇が繰り広げられる中、徐々に見えてくる陰謀の真相。警察の腐敗。
話も抜群に面白い。
アクション・シーンもふんだんに。
交渉術や嘘の見破り方なども興味深い。
こういう熱演×ストーリーの極上のサスペンスをまた見たいね。
スペイシー演じるクリスが、家族の説得に四苦八苦するのが何ともユニーク。
プロの交渉術も立て籠り犯には通用しても、家族には通用しない…?
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