「人は変われる」恋はデジャ・ブ 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
人は変われる
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この映画で、ビル・マーレイは何日も過ごして町の人々に詳しくなったり、彫刻やピアノの技術を身に着けたり、少し先の未来を把握していたりする。最初は、自分本位の嫌な人間だったのがそうしているうちに周囲の人に喜んでもらえる人物になっていき、最終的には恋を実らせる。恋が目的だったのが、おまけのようになって初めて実り、とてもさわやかな気分になった。
ビル・マーレイにとっては何十日繰り返したのか分からないが、周りの人にとってはその日一日の出来事で、彼の変貌ぶりに驚愕する。しかしそんな彼が変わったことで周りも変わる。ちょっとしたことでも今この現実の自分の生活でもあり得ることだ。昨日とは違う自分を今日はしてみようと思い、何かするだけで周りも変わることを教えてくれる素晴らしい映画だった。
伊集院光さんの『週末ツタヤに行ってこれ借りよう』で紹介されていて、ビデオ1で借りて見た。
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