劇場公開日 1985年3月21日

「駅と電車と洋書店」恋におちて odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0駅と電車と洋書店

2019年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

萌える

公開当時の時代背景、折しもテレビでは金妻ブーム、小林明子の「恋に落ちて」が大ヒットしていた。映画を観た女性たちだろうかクリスマスイブの銀座の洋書店の来客数が増えたとか。
昔から電車と恋は良く似合う、本作も駅や電車が恋を盛り上げる。イルカの「なごり雪」やJR東海の「シンデレラエキスプレスCM」、竹内まりあの「駅」・・、もっと昔の竹脇無我と栗原小巻のTVドラマ(二人の世界)にときめいていたサラリーマン、OLも多かったろう。
運命のいたずら、禁断の恋、もどかしさが切ない恋を盛り上げる。
俳優が凄いのはもちろんだが脚本も撮影も秀逸、今でも心に残る名シーン、セリフの数々は一晩でも語れそうだ。

odeonza