「あの頃の、憧れ。」恋する惑星 ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
あの頃の、憧れ。
22年ぶりに観てみた。
1995年に18歳だった私は、40歳になった。
当時まだ海外にも行ったことがなく、お酒も恋も知らず子供だった私は、不思議な雰囲気、印象的な音楽、恋に落ちる一瞬の小さな火みたいなもの、全てが未経験の大人のもので、フワフワと憧れた。
あの頃、まだ世の中にはストーカーなんて言葉はなかった。不法侵入も市民権を得てなかった。
もはや、古き良き時代の映画なのかもしれない。
でも、懐かしくて眩しい気がした。
あの頃のドキドキ、憧れ、昔食べた安いスイーツの甘酸っぱさみたいな、そんな作品。
金城武は可愛くて初々しく、トニーレオンは爽やかにセクシーだ。この2人を観るだけでも価値がある。
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