「イギリスの暗くどろどろした人間ドラマ」恋する予感 ゆっこさんの映画レビュー(感想・評価)
イギリスの暗くどろどろした人間ドラマ
邦題の「恋する予感」はやめてほしい。
軽い題は似合わない。
源氏物語を思わせるような、「人間の業」が描かれる。
これは暗く湿度のあるイギリスならではの感覚かと思う。
アランリックマンが好演している。
この人は悪な部分をもった人間がにあう。
しかし一見、軽く見えるヒューグラントが実はかなりのワルだ。
イギリス映画をときどき見るが、
あかるくかるいアメリカ映画と反対。
さすがシェークスピア悲劇の国だ。
隠れた名作に、ひとりのめり込んでいた。
もうすこし知られてもいい映画。
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