劇場公開日 1977年1月15日

激走!5000キロのレビュー・感想・評価

全2件を表示

4.5キャ○ンボールなんて子供だまし

2022年5月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

これぞ車好きに向けたエンターテインメントですね。
中学生のときに初めて劇場でみました。
その後レンタルビデオでも何度か…
今回はレンタルオチを購入しての鑑賞です。

何度見ても面白いですね。
同じところでも、違ったところでも笑ってしまいます。
初めてみた当時は車に興味を持ち始めたころで、コブラという車を初めて知りました。
今もオープンカーに乗っているのはこの映画のせいかもしれません。
最近はワイ○ドスピードという車好き向けの映画もありますが、車好きにはこっちの映画の方が断然楽しめます!!
車とドライバの特徴がよく合っていて楽しめるし、追いかける警官の滑稽なこと。(笑)
残念なのは、ブルーレイは日本語字幕も無いこと、スクリーンサイズではなくテレビサイズなことです。
またこんな楽しい映画ができるといいなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
A1_Godzilla

4.5車好き必見

2013年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

興奮

総合:85点
ストーリー: 60
キャスト: 70
演出: 90
ビジュアル: 75
音楽: 60

 ガムボール・ラリーという、スポーツカーで公道を走ってニューヨークからカリフォルニアまでアメリカ大陸横断レースをするコメディ映画。もちろんレースをしている間は交通ルールは無視である。

 物語は別にたいしたことはない。だが公道レースの設定と車の見せ方がすごい。いわゆるスーパーカーを、アメリカ大陸を東から西へ休むことなく暴走させるという爽快感。ポルシェ911、カマロZ-28、コルベット・スティングレイ、メルセデス300SLと車好き垂涎の車が次から次に登場する。中でも青いシェルビー・コブラと赤いフェラーリ・デイトナの一騎打ち、特に最後の道路から浅い川を走る場面が見ものである。
 実はレースに勝ったからといってたいした賞金が出るわけではない。ガムボール・ラリーの意味が後でわかる。これは結局登場人物が完全に趣味でやっているレースであり、彼らはただ日常を忘れ車を突っ走らせたいだけなのだ。だからこそそのような彼らの車を走らせたいという欲求が、もう思いっきり車好きの視聴者に伝わり心を鷲掴みするのである。
 実写だけでCGが一切なくて、へんに車が爆発したり宙に舞ったりしないのも自然でいい。あまり真剣にレースだけを取り上げるのでなく、不良親爺たちがお馬鹿な雰囲気で登場して運転を楽しんでいる軽い雰囲気も見ていて楽しい。

 元々は1970年代にそのような非合法レースを実際にしていて、Cannonball Baker Sea-To-Shining-Sea Memorial Trophy Dashというそのレースについて書かれた本を基にしているようだ。この公道レースという設定は「キャノン・ボール」をはじめとして他にも映画化されていて、日本にも漫画などに大きな影響を与えた。しかし車のアクセルを踏みつける爽快感という意味で、この映画は他の作品にもましてとにかく気持ちがいいし楽しい。その意味で最高の映画だろう。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Cape God