ケープ・フィアーのレビュー・感想・評価
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こわ~。
公開時に映画館で、Netflix で再鑑賞。
当時は終盤辺り、心臓バクバクに近い感じで見た覚えが。
14年前に弁護したサイコなムショ帰りの男に、不利な弁護だった事を理由に、その弁護士がつきまとわれ狙われるリベンジ話。
デ・ニーロが、粘着~なこの役。ひたすら気持ち悪かったです!目が怖い~。車の下にしがみついて岬まで追っかけるって。すごい鍛えてる成果がw
携帯電話もないこの時代は連絡取るのも大変だけど、今見るとあのセキュリティではね…という点。家に侵入されて惨事…アメリカとかデカイ家は尚更かもだが怖かった。
船で逃げるのどうなの?と思ったが、嵐(単に雨?)、揺れる、ずぶ濡れになる…という状況、逃げ場なしで演出として良かったと思う。
オリジナル版「恐怖の岬」も見てみたい。
ホラー?
あまり怖さは感じない、サスペンスに近いと思う。
デニーロがかっこいいので怖く見えない( ̄▽ ̄;)(個人的にタイプ)( ゚∀゚):∵グハッ!!
服を脱がされ赤いヒョウ柄ビキニパンツに興奮!
さてさて、そもそも少女をレイプしておいて少女の男性遊びを隠ぺいし弁護士が隠したことで無罪になったかもしれないのに有罪になった事で逆恨みして弁護士家族に復習していくストーリー。
妻や子どもは居なくなってしまったが母親の財産が入り裕福なキャリー、たしかにムショに入っていた14年間は苦しいものだったかもだけどレイプしておいて当然では??って感じ
しかも初犯でもないし、過去に何回かレイプしてるヤバいやつ!!それは少女の男あそびを隠してムショに入れてくなるよねー( ̄▽ ̄;)
弁護士としてはダメだったかもだけど!
濃密な脚本、これぞ映画だと強く感じた🎞️
サブスク時代に量産される薄い内容の映画に慣らされてしまい、また劇場に行っても大体つまらなく感じる様になりましたが、本作は濃密でこれぞ映画だと強く感じました。昔観て怖い程度の印象でしたが、当時はこのクオリティで当たり前だったのかも知れません。人物を描く為に脚本が凝っていますし、高らかに鳴るメインのBGMが怖くて印象的です。ラストのパートも、家族全員で対峙して丁寧だと感じました。私は騒音ストーカーに逆恨みされているのですが、もしまた遭遇したら「脅迫が?」と返す事を忘れない様にしたいです。「お前ら一家は動物になれ、動物になって◯ね」「過去に執着するのは、毎日少しずつ死んでいくのと同じだ」の台詞も印象的でした。
0296 てことでデニーロです。
1991年公開
隣の家にサイコが越してきた、と同様
逆恨み者がムショから出てきた、の心臓わしづかみムービー
デニーロの存在感はさすが。
うろたえるニックノルディも強くないのがいい。
生身なので致命的攻撃を受けるとT2ほど強くないです。
60点
第1級の監督が撮ったB級スリラー‼️
ハッキリ言って俗悪なスリラーなんですけど、そんな俗悪なスリラーもスコセッシ監督の手にかかると、こんなに面白くなるという見本‼️女性暴行の罪で服役していたマックスは出所後、自分の弁護を怠ったとしてボーデン弁護士への復讐を誓う・・・‼️1962年の「恐怖の岬」のリメイクです‼️オリジナルは、無法者と善良な中産階級の家族という図式だったと思うのですが、今作のボーデン一家は嫌味というか、醜い葛藤があるという設定にして、善と悪の区別が曖昧になっている‼️もはやどのキャラにも感情移入できないまま、憎しみや不信感といった人間の負の感情、闇の部分が強調された作品‼️そんな今作をスコセッシ監督は歪んだアングルや、めまいがするようなカメラワーク、ヒッチコック映画思わせるバーナード・ハーマンの音楽などで、緻密に作り上げてますね‼️そしてデ・ニーロ‼️体中に入れ墨を彫り、ヤクザっぽい服を着たマックスを、いかにも楽しげに、身の毛のよだつ恐ろしさで演じていて、まるでホラー映画のモンスターですね‼️映画館でタバコふかしながら大声で笑ったり、ボーデン宅の塀に寝そべっていたり、ボーデンが差し向けたチンピラを逆にフルボッコにしたり、車底にしがみついてボーデン一家を追ったり、あぁホントに恐ろしい‼️まるでジェイソンのような不死身ぶりを発揮するクライマックスも恐ろしいんですが、特に秀逸なのはボーデンの娘を誘惑するシーン‼️思春期の少女の反抗心をくすぐってボーデンの娘を誘惑した後の、濃厚なキス‼️血もバイオレンスを無いシーンなんですが、人の欲望や恐怖を巧みにかき立てる悪魔マックスの本領が発揮された、最高に戦慄なシーンですね‼️まぁ、数あるスコセッシ監督の傑作と違って心に残る作品ではないんですけど、一流のB級スリラーではあります‼️
久々に見たけど、 やっぱ怖かった。 デ・ニーロのやさしそうな顔のし...
役立たず不倫親父
今夜(2024/05/31)観ました。
ロバート・デ・ニーロの役回りは、『マイ・インターン』のおじいちゃんとは真逆の鬼畜で、非常に不快な男、マックス・ケイディです。婦女暴行の罪で懲役14年の刑に処されたケイディは、自身の弁護を担ったサムを憎み、復讐心を燃やします。
映画館内での迷惑行為に始まり、サムの不倫相手への凄惨な暴行傷害、愛犬の毒殺、ひとり娘へのグルーミング行為、サムの妻であるリーをも暴行などなど、虫唾が走る行為を繰り返します。
終盤に差し掛かり、マックスを出し抜こうとするも
あえなく失敗。父の威厳ゼロの不倫男サムは、マックスに船上で縛り上げられ妻と娘のピンチの時も勿論役立たず。娘を守る為に自分が犠牲になろうと、母リーはマックスに懇願します。その時も不倫親父は苦虫を噛み潰したような顔をするだけです。
マックスに一矢報いるのは娘のダニーで、不倫親父はただただ役立たずに佇んでいます。
最後の最後で少し戦いますが、妻と娘の強さには足元にも及びません。
劇中、意味深なフィルターを掛けたシーンなどがありましたが、これも不快感しかありませんでした。90年台の映画らしいカメラワークや表現などは面白く、なんだかんだちゃんと観る事が出来ました。とはいえ120分は長すぎです。
タイムカプセルとして観るには丁度良い映画かと思います。若かりし頃のデ・ニーロの肉体は惚れ惚れしますよ(笑)
狂気の128分。
ふとしたきっかけでの初鑑賞だったが楽しめた。
デ・ニーロ×スコセッシという事でやや期待して見たが、序盤のカメラワークや全身タトゥーだらけのデ・ニーロを見て掴みは完璧。
その後のストーリー展開も非常に面白く、唯一無二の魅力に溢れた怪作であった。
まずはデ・ニーロ演じる復讐鬼と化したサイコパスの造形が素晴らしい。タクシードライバーのトラヴィスを追い落とす勢いで役を演じきっている。後年のホアキン版ジョーカーにもかなり影響を与えたのではないだろうか?
このキャラクターがいるだけで映画の価値がグンと上がる。
加えて、スコセッシ独特のカメラワーク。緊張感をしっかり維持しつつテンポ良く展開していくストーリーも素晴らしかった。
総じてスコセッシとデ・ニーロの個性が光る怪作であった。カルト的人気も頷ける。
目に見える恐怖よりも
失う恐怖を学べ
スコセッシが監督だったのか!
この辺りでストーカーと言う言葉が認知され始めた
ように記憶してます。
ロビンウィリアムズのストーカーなんて映画もあったな。
当時なら粘着質で怖く感じてたかもしれないけど、
今見ると、もっとエグいストーカー犯罪もニュースで
見たりするので、案外何もして来ないなと感じた。
それでもラストは怒涛の展開が待ってるのだけど、
もっとジワジワ迫って来る感じが欲しかった。
スゴく気になったところがあって、
主人公が
「分かったぞ!アイツは自由に出入りできるんだ!」
と謎をついに解いた!みたいなシーンがあるんだけど、
どうやって入ったか説明がなくて、
そう言えば、ストーカーのどこにでも現れると言う体質
を雑に使ってるよなと引っ掛かりました。
車の下に張り付いてるところはとても良かったです。
見終わってから監督がスコセッシと知り、
スコセッシとデニーロならもっと重厚に出来たんじゃ
ないかなと思いました。
そう言えば、90年代の映画ってどれを観ても
ジュリエットルイスが出てたような感覚があります。
「復讐の決意」にすがる男。
よくもまぁ、こんな人物を創り出したものだと、感心を通り越して呆れてしまうほど。 アメリカの刑務所の環境がどれほど非人間的なのかは実感として想像できないので、デニーロ演じるサイコ男の信じがたいほどの復讐心を慮ることは難しい。 が、それにしても何なのであろうか、自分を担当した弁護士に対するこの凄まじい恨み方は…。
地獄で自分を失いかけた男が、「復讐の決意」にすがったということらしい。 しかし、この決意は比類が無いほど強力で、文盲の男を博学の法律家へと蘇らせ、善悪の観念など軽々とまたいで過去の復讐へと突き動かしていく。
げに恐ろしきは、男の執念。 この狂気の男が、祈祷のようなうわ言を呟きながら川に沈んでいくラストシーンは、脳裏に焼き付いて離れないほどに強烈なインパクトを放つ。 物語全体に息づくリアル感もまた凄まじく、観始めたら最後まで憑りつかれたように見入ってしまう作品だ。
デニーロの鬼気迫る演技だけでなく、出演俳優が全員素晴らしい。
それぞれの才能を最高レベルまで引き出したスコセッシ監督の演出力はさすがの一言。 これで名を挙げたというウェズリー・ストリックの脚本の出来の良さも、作品の完成度を底上げしている。 世間の評価以上にスゴイ作品で、誰にでもお勧めできる傑作だと思っている。
ちなみに、外国人と日本人では、時間を捉える感覚が根本的に違うと、昔、言語学の本で読んだことがある。 だから、過去や未来の表現の仕方が違うし、欧米人は日本人よりもずっと過去に対する記憶が鮮明で、執着やこだわりも強いらしい。
現実社会では、個人でここまで過去に執着する異常な人間はそうそう現れないだろうが・・・
いや、かの国の老皇帝はすでに、過去に執着するあまり、理不尽な「復讐の決意」を実行に移してしまっているではないか。
これ以上、酷い悪夢にならないことを祈るしかない。
スーパーヴィランデニーロ
いや、このデニーロ、アメコミのヴィランより強いでしょ。
主人公が自分の弁護士なのに自分をちゃんと援護しなかったことに怒り、出所後、主人公を執拗に追い回し、その家族を恐怖のどん底まで追い込む話。
ってか、誰にも気づかれず家に侵入し犬を殺し、3人の男に鉄パイプでボコられてもビクともせず、車の下に張り付いて移動し、火をかけられても平気、激流にのまれても舞い戻ってくる。。。ほんと強すぎ😂
ヒッチコックのサイコスリラーを現代的サイコスリラーに仕立て直した映画と言えるでしょう リメイクというよりリフォームでしょうか
1962年の「恐怖の岬」のリメイク
オリジナル版の主演はグレゴリー・ペック、敵役がロバート・ミッチャム
どちらもチョイ役で本作にも主演しています
なかなかに怖い作品です
演出もスコセッシ監督、ヒッチコックに挑戦す!というような味わいです
というのも撮影も、美術も、音楽も、タイトルロールもヒッチコック作品のスタッフが起用されているぐらいで、スコセッシ監督がそれを狙ってやってます
中でも音楽は、ヒッチコックスタイルそのもの
バーナード・ハーマンは「サイコ」などヒッチコックの黄金期の作品の多くを担当した偉大なひと
そのひとが残したお蔵入りの楽譜を、これまた偉大な映画音楽家のエルマー・バーンスタインが本作の為に編曲し直して、演奏も本人が指揮したというものだから、音楽の質はとても高いものです
サイコスリラーの映画を観ている満足感に浸れます
ヒッチコックの作品は、あらかた観ているというひとなら、ニヤリとするシーンの連続と思います
主人公の奥さん役ジェシカ・ラング
ブロンドの小柄かつ細見で、白い衣服を着用するなどヒッチコック作品のヒロインぽく仕上がっているところは特に嬉しいところ
ヒッチコックのサイコスリラーを現代的サイコスリラーに仕立て直した映画と言えるでしょう
リメイクというよりリフォームでしょうか
ロバート・デ・ニーロの演技は、確かに圧倒的な熱演で印象に深く残ります
ところが、本作品に本当にマッチしていたのか?というと何か違っているのではないかという疑念が残りました
ただヒッチコック作品の雰囲気を未だに恋しく求めているからそう思うだけなのかも知れません
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