「士官たちはどうすればよかったのか」ケイン号の叛乱 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
士官たちはどうすればよかったのか
総合70点 ( ストーリー:75点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
「クリムゾン・タイド」に似た社会派作品で、軍隊組織の規律や指揮官の指導力といったものが織り込まれていて、一体何が正解なのかを考えさせる見応えのある内容の物語になっていた。ただし士官たちの個性が薄くて登場人物の描き分けが弱いのが惜しい。時々合成画像が出てきたり模型が出てきたり時代考証の変な船が出てきたりはするものの、1954年制作のわりに天然色だし実際の軍艦を登場させていたりして映像はそれなりによく出来ていた。
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