「『艦長が好きだからでなく、艦長が艦長だから従うのだ!』」ケイン号の叛乱 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)
『艦長が好きだからでなく、艦長が艦長だから従うのだ!』
面白かった。最後まで飽きさせないし。
法廷シーンから、裁判に勝ち祝杯をあげる士官たちに、
痛烈な皮肉を浴びせる、まさに立役者とも言える弁護士がよかった。
やはり、あの通信長が、艦長の精神障害を言い出さなければ、
反乱は起きなかったかもしれない。
善は、艦長か、士官側か。鑑賞後も考えさせられる。
ハンフリーボガートの演技は、素晴らしい。演じてるようには見えない。
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