「初のゴダール作品、最高だ」軽蔑(1963) hasegawaさんの映画レビュー(感想・評価)
初のゴダール作品、最高だ
映画好きを語るならば絶対に見ておかなくてはいけない監督の作品。ジャン=リュック・ゴダールの軽蔑。デジタルリマスター版を劇場にて観賞。
ぼくの年齢ではまだ、この映画の良さが半分もわかっていないんだろうな、と映画を見て思った。だけど、本当に美しく、素晴らしい作品だということはとても伝わった。
まず、映像と音楽が素晴らしい。赤と白のバスタオル、青い海、黄色いバスローブ、色彩が鮮やかですごく素敵。そして、ジョルジュ・ドリリューの音楽が本当に綺麗で最高でした。
どうして、女性は旦那を軽蔑するようになるのか。この映画の、夫婦間でのちょっとしたすれ違いが大きな溝になる、という部分が僕には少し理解が難しかった。大人になってもう一度必ず見ると思うので、現時点では星4。
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