劇場公開日 1956年6月1日

軍法会議(1956)のレビュー・感想・評価

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3.0「地球の半分は空からの攻撃で滅ぼされる」

2025年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

◆ 日本軍による真珠湾への航空攻撃を警告し,空挺部隊による奇襲作戦の効果性を説き,音速を超える戦闘機同士の成層圏での戦いまで予見した。彼の忠告に従って米国がWW2以前に空軍を創設していたなら,世界の歴史は大きく変わっていただろう。ゲーリー・クーパーが信念の軍人をさすがの貫禄で演じる。
◆ ロッド・スタイガーはまだ30歳ぐらいだが,すでに「ただ者ではない」という雰囲気を出していて見事。ダレかけていた裁判を一気に緊張ムードへと持ってゆく。陪審員の一人だったマッカーサーは,一目で分かるソックリさんだった。

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CinemaX

5.0隠れた名作でした

2024年7月16日
PCから投稿

プレミンジャー先生の控えめな演出、クーパー先輩の抑えた演技、軍部に抗議する反骨の男、いかにもハードでアメリカ的な作品です。

東京大空襲のB25のミッチェルはこの人からだって初めて知りました。
恐らくアメリカでは有名なんでしょうが、こういう如何にもアメリカ人好みの人物をけれん味を排して淡々と描写した姿勢が好ましいです。

人口に膾炙した作品ではありませんがオススメできます。

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越後屋